ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)、1996年発売の4枚目のアルバム「BEATS, RHYMES, AND LIFE」。これまでの3作とは違って、このアルバムはQ-Tip、AliにSlum VillageのJay Dee(J Dilla)を加えたプロダクション・グループ、The Ummahがプロデュース。Q-TipのいとこのConsequenceもゲスト参加。
このアルバムは当時聴いた時、あんまりATCQの中でもぱっとせえへんかったかな…音としては嫌いではないんやけど、なんかムードが。

- Phony Rappers
怪しいオープニング曲。 - Get A Hold
- Motivators
- Jam
- Crew
- The Pressure
今までのATCQ曲がミックスされたオープニングで始まる曲。 - 1nce Again Featuring Tammy Lucas
シングルカットされた曲。女性シンガーTammy Lucasの柔らかいヴォーカルが効いてる。 - Mind Power
Kool & the Gangの「N.T.(1971年)」をサンプル。 - The Hop
- Keeping It Moving
- Baby Phife’s Return
- Separate / Together
- What Really Goes On
- Word Play
- Stressed Out Featuring Faith Evans
アルバムから2曲目のシングルカット曲。1nce Againもそうやけど、女性ヴォーカル入るって今までのATCQぽくない感じ?でもどちらもサウンドに合っていて、私はスキな曲。
いや、けして駄作ではなくカッコいいねんけども、全体的に何だかどんより曇ってるような雰囲気なんよな~。

Phifeのいい味がでてへんからかな~?Q-Tipとのあの楽しい掛け合いがスキやったからな~
ジャジーでスムース。今聴いたら、今の私好みの曲は結構あるなぁ。ATCQも大人になったのね~ってなアルバムなんかしら?Busta Rhymesが参加して、一緒にはじけたりしてる曲ないもんね。
「Baby Phife’s Return」などを聴くとあたしはQ-TipのフロウよりPhifeのが好きなんやろなぁ。
「Stressed Out」がこの頃の彼らを物語ってるのかもね。この頃にはもう、Q-TipとPhifeが仲たがいしてたんやろ。その雰囲気がこのアルバムに出てるんやと思う。
後日追記
ATCQのドキュメンタリー映画、このアルバムタイトルを含む「Beats, Rhymes & Life: The Travels of A Tribe Called Quest」が、2012年11月に日本でも公開されてんて。
映画は残念ながら観れてへんねんけど、監督とインタビュアーがマイケル・ラパポート(Michael Rapaport)なんやって?

マイケル・ラパポート、出演映画でなかなか印象あるハマり役してるよな~↓
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