フィラデルフィア出身の実力派女性ラッパー、バハマディア(Bahamadia)のデビュー・アルバム、1996年リリースの「KOLLAGE」。
ささやき系のレイド・バックした彼女のフロウがセンスいい音に見事に合っている曲ばかり。これも飽きがこない1枚です。
- Intro
- WordPlay
- Spontaneity
- Rugged Ruff
- Interlude
- I Confess
- Uknowhowwedu
- Interlude
- Total Wreck
- Innovation
- Da Jawn featuring The Roots
- Interlude
- True Honey Buns (Dat Freak Shit)
- 3 the Hard Way featuring K-Swift and Mecca Starr
- Biggest Part of Me
彼女のフロウはどこか怪しげな魅力があります。聴いてるうちにひきこまれていく…。
GangstarrのDJ PremierとGuruのお二人をメインに、Da Beatminerz、Ski、The Rootsがプロデュースに参加。
「Spontaneity」はDa Beatminerzプロデュースの、キレイにまとまった一曲。
N.O. Joeがプロデュースした「I Confess」は、Marvin Gayeの曲「Let’s Get It On」にのせて、女性コーラスが気持ちいい。
「Da Jawn」はナマ音ヒップホップではピカイチのThe Rootsがプロデュースした、The Roots色たっぷりの曲。Funky 4+1の「That’s the Joint」をサンプリング。
2ndシングルとしてリリースされた「Unknowhowedu」は、ラップ・チャートでトップ20以内にいく程には流行りました。A Tribe Called Questの「The Chase, Part II」、Schoolly D.の「Gucci Time」がサンプリングされていて、彼女の囁き声とライトに弾む曲調が思わず体を揺らしてしまいます。
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