「ウォーレン・ビーティ、やってくれたね!」と賞賛したい映画、「BULWORT((邦題: ブルワース)」。1998年公開で、ウォーレンが監督と主演で頑張っている。白人がこんな映画を撮ってくれるっていうのが、うれしい。
ウォーレン演じるBulworthという名の上院選当選を目指す議員さん。選挙目前なのに何かと上手くいかないようで、ヤケになったのか自分の暗殺依頼をする。「もう、どにでもなれ!」という状態で演説や選挙活動しているうちに、黒人文化に染まっていく。そのやりとりの描かれ方がツボにはまります。
監督・脚本:Warren Beatty
出演:Warren Beatty, Don Cheadle, Halle Berry, Isaiah Washington…
そんなコミカルタッチな中に、real lifeも垣間見れるように描かれている。白人に向けては「黒人達って、面と向かって付合っていくと以外とイイやつ多いぜ!」っていってるようだし、黒人に向けては「まともに生きたらいい未来があるさ!」って いってるような。おまけに政治家にはたんまりと皮肉をとばす。Bulworthは、お偉いサンには鉾をむけてあきれられるけど、黒人票を集めてなんと大統領選に。でも最後は・・・。
相手役の女の子に「Their Eyes Were Watching God (2005) (TV)」や「Queen(1993 TV) 邦題:クイーン」などに出演のハル・ベリー。この映画が見事にはまって、可愛らしい。ハルの声って、rapしたらめっちゃよさそうよね。
サウンドトラック「Bulworth: The Soundtrack」もかなりいい!Zoom/ Dr.Dre+LL Cool J.、Ghetto Supastar/ Pras feat.Ol’Dirty Bustard+Mya、How Come/ Canibus + Yussou N’Dour、Maniac In The Brainiac/ Mack 10+Ice Cubeなどなど。
サウンドトラックのレビューも、どうぞ!
(1999年鑑賞)
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