3人のラッパー(内、1人女性)からなるDigable Planetsのデビュー・アルバム。
01. It’s Good to Be Here
02. Pacifics
03. Where I’m From
04. Wha Cool Breezes Do
05. Time & Space (A New Refutation Of)
06. Rebirth of Slick (Cool Like Dat)
07. Last of the Spiddyocks
08. Jimmi Diggin Cats
09. La Femme Fetal
10. 10 Escapism (Gettin’ Free)
11. Appointment at the Fat Clinic
12. Nickle Bags
13. Swoon Units
14. Examination of What
ジャズのサンプリングを多様したスモーキーな雰囲気の中にフィーメール・ラッパーのLadybugの気だるいキュートな声がスパイスになっているかな。
リリースがちょうど私がアメリカ留学中だった時期(寮生活)だったのだけれど、隣の部屋のアメリカ人の友人が「digableって、なんて意味よ!」と言っていたのが印象的。dig=ableっていう造語かしら?
「Jimmi Diggin Cats」、jimmyがcatをdigするっていうタイトルが意味深。「La Femme Fetal」では中絶する権利なんかも歌っている。
彼らのなんとも怪しい感じの曲調とだるいフロウがマッチしていて、オシャレに仕上がっている曲が多い。2ndアルバム「Digable Planets / Blowout Comb (1994)」ではよりブルックリンに染まって、コンシャスなリリック、洗礼されたサウンドに変化しています。