ボブ・マーリー(Bob Marley)とリタ・マーリー(Rita Marley)との間に生まれた長男のジギー・マーリー(Ziggy Marley)と、そのきょうだい達(Sharon、Cedella、Stephen)で結成されたZiggy Marley & the Melody Makersのアルバム、1993年発売の「JOY and BLUES」。
- Joy and Blues
- Brothers and Sisters
- There She Goes
- Talk
- Rebel in Disguise
- X Marks the Spot
- Head Top
- African Herbsman
- World So Corrupt
- Garden
- Mama
- This One
「There She Goes」は、ほろ苦さの中に感じる強さとか、聴いていて自然と涙が出てしまいそうな曲もあります。ベースにように奏でられるファンキーなギターリフが印象的な「X Marks the Spot」。
「Head Top」では、怪しいビートからルーツ、ロック、ダンスホール、ファンクの要素とコーラスや合いの手のミックスされていて、クセになる。
後半の「World So Corrupt」から「This One」の流れは、現代風コンシャス・レゲエ。
泥臭いルーツ・レゲエではないけれど、ルーツのオーソドックスなノリとオシャレなリズムを上手いこと合わせてる。コアなレゲエ・ファンには敬遠される類かもしれないけど、切ないZiggyの声がメロディやフィーメール・コーラスと絶妙なバランスで一つになっている、1枚通して楽しめるアルバムです。
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