セルフタイトルのデビュー・アルバム「Rahsaan Patterson」でNeo Soul (ニュー・クラッシック・ソウル)の幕開けの一員となったRahsaan Patterson。1999年発売のセカンド・アルバムは「Love in Stereo」。
このアルバムもネオ・ソウル道をはずすことなく、いってくれてます。またジャケットがナルシストぶりを表現しているのも(意図してるかは知らないけれど)、前作より「らしい」感じがします。
- Treat You Like A Queen
- Sure Boy
- It’s Alright Now
- Do You Feel The Way I Do
- Friend Of Mine
- The Day
- It Ain’t Love
- Humor
- The Moment
- So Right
- Any Other Love
- Get Here
「彼らしさ」といえば、Rashaanはゲイであることを公言していて、「隠し事なんてなんにもないさ」というオープンな人でもある。彼の声も解き放たれているよね。
「Sure Boy」のlyricsでも、こんな風に歌っています。
Cause I’m a sure boy with an open heart
Down to finish what I start
Can’t nobody change my tune
また、一段とセクシーさが増したんじゃないでしょうか。Neo Soul感も、デビュー・アルバムより強め。「Sure Boy」も含めて、「The Day」、「It Ain’t Love」、「So Right」が私のお気に入りです。
実は私、歌声が高いアーティストはあまり好みじゃないのです。でも、彼の高音ヴォイスは、音程がしっかりしているし、セクシーな軽いgroove感やfunknessを感じることができるので好きなのです。
「The Day」はfunkyな音とギターの程よい泣きとコーラスでのせてくれます。70sソウルを感じるイントロの妖しさにワカチコワカチコ、もといワクワクする「It Ain’t Love」。「So Right」はジャジーなベースラインがいいですね。
「Moment」ではBootsyの「Physical Love」を上手いことRahsaan流にアレンジして、歌い上げてます。 期待をはずさない男です。
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