24歳で他界、1枚のスタジオアルバムで伝説のラッパーとなったThe Notorious B.I.G. の伝記映画「ノトーリアス B.I.G.」

Notorious ノトーリアス B.I.G. MOVIE | 映画
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1994年にデビュー・アルバム「Ready to Die」で成功を納めて名声を掴み、勢いにのってセカンド・アルバム…だったはずが、その発売目前の1997年に24歳という若さでこの世を去ったラッパー、クリストファー・ウォレス a/k/a ノトーリアス B.I.G. = Biggie Smalls の伝記映画、2009年公開の「Notorious (邦題: ノトーリアス B.I.G.)

NAOKO
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Biggieの最初で最後のスタジオアルバム、「Ready To Die」はコチラ↓

Notorious 邦題:ノトーリアス B.I.G. (2009)

監督:George Tillman Jr.
脚本:Reggie Rock Bythewood, Cheo Hodari Coker
出演:Jamal Woolard, Derek Luke, Angela Bassett, Marc John Jefferies, Naturi Naughton, Anthony Mackie, Antonidque Smith

ブルックリンのベッドスタイ出身。女手一つで育てられ、徐々に周囲の環境に染まっていく。学校をサボり、クラックの売人として働くようになっていた。彼女は妊娠し、自分自身も逮捕される。

そんな彼だったが、フリースタイルのラップは人を引きつけるものを持っていた。後にショーン・パフィ・コムズに見いだされ、ラッパーとしての道を歩むことに。リル・キムやフェイス・エヴァンスとの出会い、パフィのビジネスセンス、2パックとの関係、東西の抗争、2パックの死と自身の死。

1stアルバム、「Ready to Die」からシングル・カット第1弾、「Juicy」(映画内で、JuicyのPVのような撮り方をした箇所がいくつかあったよね。)は、私が彼の作品の中でお気に入りの一つなんだけど、「まず売るために」の曲だったんだね。

なんやかんやいって、パフィはあの頃の時代を築いた名プロデューサーだったんだろうな。多分、ビギーがハードコアがちがちの曲調のばかり演っていたら、ここまでの成功は正直、なかったのかな〜なんて思う。あの声は心地いいフックの曲が合う。それに加えて、絶妙なライミング。

映画全体観ると、「もうちょっとドロッとしたところがあったんじゃない?」って思うんだけど、かなり巧くまとまって仕上げられているんじゃないだろうか?リル・キムは本当にあんな扱いだっただけなんだろうか?・・・なんて思うけれど。パフィについても、いいこと中心に描かれてる気もするし。

この映画の楽しみは、ストーリーもさることながら、演じている役者と実在本人との重なり具合。パフィの踊り方とか雰囲気、デレク・ルークさんやってくれてます!ビギー役のジャマル、ビギーに似せるためにラップの練習も相当したとか。フェイス役、リル・キム役も、私はスゴく楽しめました。アンジェラ・バセットのビギーの母役は、映画を引き締めてますね。映画の冒頭のビギーの幼少期は、ビギーとフェイスの実子とのこと。

Bigga Than Life」は、ビギー本人のインタビュー入ってたりするドキュメンタリーフィルム。興味ある方はどうぞ。

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