まさにダンスホール・レゲエ界のQueen of the packといえる、パトラ(Patra)のデビューアルバム、1993年リリース「QUEEN OF THE PACK」。
彼女のパンチの聴いた声のパトワは、時にはパワフルに、時には台詞のよう。がならずにまともに歌うと、結構キレイな声の持ち主だったりするのも、コーラスでわかる。ヒップホップやR&B色をイイ感じにミックスしたリズムが多いので、レゲエはニガテという人にも楽しめる。
- Hardcore
- Think (About It) feat. Lyn Collins
- Queen of the Pack
- Poor People’s Song
- Wok the Money
- Romantic Call feat. Yo-Yo
- Worker Man
- Sexual Feeling feat. Christopher Williams
- Be Protected
- Whining Skill
- Knock Knock
- In the Mood
- Think (About It) Hip Hop Remix
「Think (About It)」は、この元ネタを歌ってるFUNKの女王、Lyn Collinsとの夢の競演。ファンクとパトワも合いますね。
「Romantic Call」は女性ラッパーのYo-Yoと。PVではYo-Yoだけでなく、なぜかあの2Pacまで出演して(曲にはぜんぜん参加してへんのに…)LAのハイウェイを車で楽しそうに飛ばしてる。
シングルカットされた「Worker Man」、コーラスのラインがスィート。その後の「Sexual Feeling」への流れがいいね。Christopher Willamsのコーラスがすごく合っている。
「Be Protected」は女の子達に「自分を守って」と歌っていて、彼女らしい曲。ピアノ的リズムラインがかっこいい「Shining Skill」。
ヒップホップ色を強めにリミックスされた「Think (About It) (Hip Hop Remix)」は、カッコよさが増しています。あらためて、Lyn Collinsのファンクネスとパンチ力に気づかされます。
NAOKO
1995年にリリースしたセカンド・アルバム「Scent of Attraction」では、歌モノを聴かせてくれます↓
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