1988年公開、スパイク・リーが脚本を書き監督、黒人の大学生活を描いた映画、「School Daze(邦題:スクール・デイズ)」
黒人のアイデンティティを貫く派と、白人文化でもあるフラタニティに所属することで地位を鼓舞する派が大学生活で対立する様を通じて、黒人であることとはどういうことか・・・スパイク・リーの哲学満載に描いてます。
監督・脚本:Spike Lee
出演:Laurence Fishburne, Giancarlo Esposito, Spike Lee, Tisha Campbell-Martin, Ossie Davis, Bill Nunn, Branford Marsalis, Joie Lee, Jasmine Guy
ああ、もうこれは、「DO THE RIGHT THING(邦題:ドゥ・ザ・ライト・シング 1989年公開)」を観る前に、観て下さい。それを知らずに観てたんだけど、最後の”Wake Up”で、「ああ!これは!」ときたわ。
彼のこの頃のテーマは、黒人の仲間達に「目を覚ませ!」と言い続けてたんだよな。ただ、その「目を覚ます」ということが、黒人至上主義になれ、ということではないと私は受け取ってる。黒人至上主義の人達に対しても、皮肉に描いてることが多い気がして。
ちょっと撮り方が今ではレトロに感じるが、この頃のほうが彼らしいのかも。ただ、私的には「CROOKLYN(邦題:クルックリン 1994年公開)」と「CLOCKERS(邦題:クロッカーズ 1995年公開)」くらいがドンピシャなのですが。途中のミュージカル的部分、当時はいい感じだったのかもですが、ちょっと現代ではこっ恥ずかしいかも。でもテンポよく、イキイキした感じがおもしろいです。
ちょい役で、サミュエル・L・ジャクソンが出てきた時には、吹いてしまった!
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