「コミックバンドか、KISSのマネか」とは言わずに聴いてみて!クオリティの高い歌と音、パフォーマンスを提供する日本随一のロック・メタルバンド、聖飢魔Ⅱ

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もともとこのサイトは、ブラックミュージックやブラックカルチャーからインスパイアを受けたデザイン中心のイラストレーターをしてた2000年頃に立ち上げた時からの、ブログの名残り…リライトしたりして現在に至ります。

でも、近年は音楽の制作も細部までデジタル化されて、どのジャンルも、なんか私の耳に心地が良くない音楽が増えてしもた。動画を見せるため、動画と連動して流行らせるための音楽なんかなぁ~なんて感じることも多くなって。もちろん、若い才能に驚かされる曲も沢山あるねんけど、年取ってから私の耳が敏感になったんか、なんだろう揺らぎのない機械音の旋律を耳が拾いすぎて、頭が痛くなるのよ。あんまり上手く言われへんねんけど…一種の病気なんかもしれんなぁ。

そんで最近、インスタグラムか何かで、マライア・キャリー(Mariah Carey)がとあるクイズでオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の「クレイジー・トレイン(Crazy Train)」を答えた~っていう動画が流れてきたのがキッカケで、私が中学の頃に聴いていたロックやメタルは活き活きしてたな~と、自然とYouTubeで昔懐かしい音楽をたどっていたんですよ。

「クレイジー・トレイン」も、あの頃、ほんとよく聴いてたから。デビッド・リー・ロス(David Lee Roth)の「ヤンキー・ローズ(Yankee Rose)」とか、もう今でも震えるわ!

NAOKO
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この頃って、ビジュアルこっぱずかしいのんばっかりやねんけどな…(いえ、私は嫌いやないんですよ)

で、たどり着いたのが、「信者(ファンのことね)」と誇れるほどのめりこんではいなかったけど、中学生当時、邦楽の中ではよく聴いていた聖飢魔Ⅱ。

いや、ビジュアルで毛嫌いせんとみて欲しいんやけど…あ、あと「悪魔がどうとかって、何?」なんて言わんと聴いてほしいんやけど…

歌、ギター、ベース、ドラム、コーラス、トーク、パフォーマンス、技術だけでなく悪魔としての設定(?)…どれもが「バンド」として日本随一ではないかといまだに思う。

「お前も蝋人形にしてやろうか~」「今夜もひとり、生贄になる~」なんて歌う曲、「蝋人形の館」で世に出てきたんやけど…こんな曲って、今はもうメジャーでリリースできへんやろなぁ。

詳細は端折るけど、一応、世紀末(1999年12月31日23時59分59秒「THE BLACK MASS FINAL 3NIGHTS」)をもって役目を終えたということで解散して。でも、節目節目に彼らは再集結していて、今年2025年は結成40周年だったとか。そして、今回は解散せずに2026年も活動するそう。すごいよなぁ、彼らもう世を忍ぶ仮の姿(…ってもう、デーモン閣下以外は人間に「帰化」して、素顔でも活動しているみたいやけど)で、60歳半ばやで。

彼らはまず、リズム隊がしっかりしていて…

NAOKO
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ゼノン石川和尚のベースと、ライデン湯沢殿下のドラム、最高!

ゼノン和尚は聖飢魔Ⅱ加入前は、ロックやメタルではなくファンクをやっていたらしく、チョッパーも見事なうえ、リズムの軸として安定したベースを聴かせてくれる。

ドラムのライデン殿下は、ワンバス・ワンペダルで、パワフルだけども乱れることなく、走りすぎることもなく、ゼノン和尚と共にリズム隊として安定したドラムを叩いていらっしゃる。

悪魔は、講義もしてくれるねんで!

そして、ギターのエース清水長官、ジェイル大橋代官、ルーク篁参謀。各々の音色がわかるくらいそれぞれのカラーがあるのに、決してお互いを邪魔しない「バンド」としての演奏をキープしながら、音を滅多にはずすことなくガチャガチャすることなく耳に入ってくる、素晴らしいギターが聴ける。

そして、デーモン閣下!
音はめったに外さないし、これだけシャウトしても声潰れないし、いったい何して喉を保ってるんだろうねぇ、ほんとに。そして、各構成員(バンドメンバー)やスタッフたち、そのご家族にまで気を配るお姿。

歌もさることながら、デーモン閣下がいなければ聖飢魔Ⅱは、世紀末前に消えてたかもしれん。やはり、創始者、ダミアン浜田陛下の見る目がすごいのか?このバンドが構成員にとって聖飢魔Ⅱが「帰りたい、実家みたいな場所」になってるのを感じるけど、それはデーモン閣下がいるからだろう。そこがまた、このバンドの魅力でもある。

信者を楽しませることに徹底するエンターティナー達。こっぱずかしくなるほど、優しい悪魔達やねん~。

NAOKO
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THE SATAN ALL STARS(1995年かな?「オール悪魔総進撃!」に収録)で終結したときの、ダミアン浜田陛下、エース清水長官、ジェイル大橋代官とルーク篁参謀の4つ巴ギターを観て聴いてほしい!

NAOKO
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そして、2025年現在進行形、60歳半ばの悪魔の姿だ!

デーモン閣下も2024年に癌や大動脈患ったりしたから、2025年のツアーは日によって調子が悪い時もあったみたいやけど、調子いい時は全盛期を思い起こさせるくらいの声を聴かせてくれるらしい。ルーク参謀も万全ではないようで(手を患ってるみたい?)で、ミサではギターにサポートメンバーが入ってるねんてね。

どんなに身体に気をつけてても、年取ると残念ながら身体がだんだん思うように動かなくなっていくもんなぁ。ここまできたバンド、なんとかできるだけ長く、続いてほしいわ。

2025年は40周年ツアーだったけども、↓リリースして、2026年もツアーすることが決まってるって。長官も戻ってけーへんかな。

彼らの曲は、歌詞も興味深いものが多い。悪魔の世界観に溢れてるものから、世相を皮肉ってるもの、勇気づけてくれるものもあって(とはいえ、正直、言語的表現は洗練された今風のオシャレさを感じるものではないけれど)。ラップテイストな「20世紀狂詩曲」、ダンサブル「魔界舞曲」、意味深な「RENDEZVOUS 60 MICRONS’」、閣下と長官が男と女の二面性を織りなす「精神の黒幕~LIBIDO~」なんかもありますね。

英語歌詞の「不思議な第三惑星」は空耳が楽しめて、英語でも日本語でもそれなりの意味になってるという。アルバムのブックレットに英語と日本語の歌詞が併記されてて、笑えるだけやなくすごいな~と感心したもん。

曲調もロックやメタルばかりでなく、バラード、フュージョン、ポルカやジャズテイストを交えた曲も。「Ratsbane」なんかできるバンド、そうそうないよ。「Winner!」はありそうでない、壮大な名曲。「Fire After Fire」「Jack the Ripper」なんか聴くと、目が覚める…(ってか、「Jack the Ripper」で「〇せ!」と本気で覚醒してたらヤバいヤツやけどな)。

もう、書ききれへんわ、また今度!
とにかく、今年は聖飢魔Ⅱで終わりそうですわ。

NAOKO
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最後は美しいバラード「秘密の花園」をどぞ!

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