デンゼル・ワシントン監督・主演、1930年代の学生ディベートチームとコーチを描いた実話ベースの映画「The Great Debaterss(邦題:グレート・ディベーター 栄光の教室)」

The Great Debaters (2007) 邦題:グレート・ディベーター 栄光の教室 MOVIE | 映画
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デンゼル・ワシントン監督・主演、2007年公開の映画「The Great Debaters(邦題:グレート・ディベーター 栄光の教室)

時代は1930年代。テキサス州のWiley Collegeのディベートチームが、厳しいMelvin Tolson教授のコーチのもとで人種差別、男女差別、リンチ現場の目撃、恋愛などを経験しながらも、全国大会でハーバード大学と対決するまでを描いた、事実に基づいた映画。

監督:Denzel Washington
原作:Robert Eisele
出演:Denzel Washington, Forest Whitaker, Kimberly Elise, Denzel Whitaker, Jurnee Smollett, Nate Parker

映画が綺麗に描かれれてる。デンゼル・ワシントンとフォレスト・ウィテカーの口論対決も見物。ディベートチームの4人がキラキラ輝いている。デンゼル自身が、若手スター出現をアピールしたかったという「ANTWONE FISHER(邦題:アントワン・フィッシャー きみの帰る場所 2002年公開)」という映画があったが(デレク・ルークの映画初主演作)、この映画もそういったデンゼルの思いが込められているらしい。

NAOKO
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デンゼルの思いが詰まった映画「Antwone Fisher」はコチラ↓

ただ、実際はハーバード大学と対決したのではなく、USC(南カリフォルニア大学)だったらしい。だからか、ハーバード大に招待されるところから結果までが、なんか宙に浮いたカンジ…どうりで対決は事実ではなかったんだ。そこまでするんなら、最後は悔しいけど勝たずに終わるほうが、よりドラマティックだったんじゃないかな〜とまで思っちゃう。私、意地悪かしら。

それでも熱く観れる映画。まだ人種差別の深い深い根が存在していた時代背景もよく描かれていて、知っていることとはいえ、この映画を観ながらあらためてショックを受けた。
デンゼルはWiley Collegeに1 millionドル(1億円!)寄付してるそうですよ。Wiley collegeのThe Great Debatersはthe Melvin B Tolson/Denzel Washington Forensics Society of Wiley Collegeとして活動しているようです。

IMDBをチェックしてみると、Jamesを演じたデンゼル・ウィテカー(Denzel Whitaker)はフォレスト・ウィテカー(Forest Whitaker)とは血縁関係はないようだけど、デンゼル・ワシントンにちなんで付けられた名前だとのこと。

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