独自路線をいくヒップホップバンド The Roots、4枚目にして最高傑作!「Things Fall Apart」

The Roots / Things Fall Apart (1999) MUSIC | 音楽
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The Rootsの4枚目アルバム、1999年発売の「Things Fall Apart」。確かCDジャケットのパターンがは5つくらい出てたはず。あたしが買ったのは、スペードのエースを持ったdead body。

The Roots / Things Fall Apart (1999)
  1. Act Won (Things Fall Apart)
  2. Table of Contents, Pts. 1-2
  3. The Next Movement featuring DJ Jazzy Jeff and Jazzyfatnastees
  4. Step into the Realm
  5. The Spark
  6. Dynamite!
  7. Without a Doubt featuring Lady B
  8. Ain’t Sayin’ Nothin’ New featuring Dice Raw
  9. Double Trouble featuring Mos Def
  10. Act Too (The Love of My Life) featuring Common
  11. 100% Dundee
  12. Diedre Vs. Dice featuring Dice Raw
  13. Adrenaline! featuring Dice Raw and Beanie Sigel
  14. 3rd Acts: ? Vs. Scratch 2…Electric Boogaloo
  15. You Got Me featuring Erykah Badu and Eve
  16. Don’t See Us featuring Dice Raw
  17. The Return to Innocence Lost featuring Ursula Rucker
  18. Act Fore…The End?

これまでのアルバムよりも、しっとりしてたり、切なく響いたり、クールで少し重めな曲調が多い。

彼らのサウンドや音楽性って、「売れるかどうか」や「流行るかどうか」って観念があると感じさせない。正直、ヒップホップ界でアーティストと呼べる人やグループってなかなか出てこないし(ラッパーやヒップホッパーと呼ぶ方が相応しいんじゃないかという点で)、そういったジャンルではないのかも知れないけれど、彼らは音楽性と独自のスタイルを確立している「アーテイスト」やと思います。私の勝手な解釈でけれど。

冒頭の「Act Won (Things Fall Apart)」は、スパイク・リー監督の映画「Mo’ Better Blues」の中のデンゼル・ワシントンとウェスリー・スナイプスがライヴの後にブラックミュージックなどについて語り合っている場面から。

DJ Jazzy JeffやJazzyfatnasteesが参加している「Next Movement」、Jill Scottがライターとして参加して(コーラスもやってるのかな?)、Erykah Baduとやってる切ないメロディが耳に残る「You Got Me」。他にMos Def、Common、D’Angeloなんかもくり出して、彼らの最高傑作になっています。

NAOKO
NAOKO

Jazzyfatnasteesのアルバムもいいよね!

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