アイダホの田舎町で暮らす高校生、ナポレオンの淡々とした生活を描いた映画、2004年公開「Napoleon Dynamite(邦題:バス男)」。
何も言わないで思っていることが伝わる…って、妄想よね。人は十人十色で色んな考え方あるんだし、バックグラウンドも違う。まず、伝えてみないと。言葉でも絵でも、歌でも、ダンスでもいい。伝えれば、人は応えてくれる。特に言葉やバックグラウンドや環境が違う中で生活してる人なら、痛感したりするやろう。ま、それでも気付かない人もいるんやろけど。
この映画はそんなことを教えてくれる気がする(多分、この映画を観た大半の人が「大げさや!」と言うだろうけど)・・・知る人ぞ知る、この映画。邦題「バス男」に惑わされてはいけません。この頃、邦画で「電車男」が流行ってたからつけられたというだけだと思います。決してナポーレオン(あえて「ぽ」を伸ばす)がバスマニアだという設定の映画でもありませんので。

監督:Jared Hess
脚本:Jared Hess, Jerusha Hess
出演:Jon Heder, Efren Ramirez and Jon Gries…
ただ、ストーリーは淡々と進む、「くすっ」という笑いがでるくらいのB級ですが、私的には色とか撮り方とか、ナポーレオンやその他の登場人物の素振りだとかが、もうツボなんですよね。ハッピーエンディングだし。
私はスキな映画は繰り返し観ちゃうので、思い出したときにまた観てます。そんなとき、うちのだんなは「そんなおもろいか~?」と言ってますが。
(2006年鑑賞)
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