N.W.Aを去った後リリースしたドクター・ドレー(Dr. Dre)のソロ・デビューアルバム、1992年発売の「The CHRONIC」。Chronicとは良質なマリファナのこと。そんな名前のように、中毒性のあるアルバムのひとつ。
このアルバムがリリースされた半年後くらいから1年間、私はアメリカに滞在していたので、特にシングル曲はMTVなどで流れているのをよく見て、いたるところから聴こえてきた。Snoop Doggy Doggのデビュー・アルバム「DOGGYSTYLE(1993年発売)」とセット発売されたみたいな感覚だったな。
- The Chronic (Intro)
- Fuck Wit Dre Day (And Everybody’s Celebratin’)
- Let Me Ride
- The Day the Niggaz Took Over
- Nuthin’ But a “G” Thang
- Deeez Nuuuts
- Lil’ Ghetto Boy
- A Nigga Witta Gun
- Rat-Tat-Tat-Tat
- The $20 Sack Pyramid (Skit)
- Lyrical Gangbang
- High Powered
- The Doctor’s Office (Skit)
- Stranded on Death Row
- The Roach (The Chronic Outro)
- Bitches Ain’t Shit
Gファンクとギャングスタ・ラップ、西海岸サウンドを一世風靡させ、ヒップホップの新しい文化と歴史を作り出したアルバムといっても過言じゃないと思います。スヌープとの絡みも、またいいバランスなんですよ。
「Let Me Ride」ではParliamentの「Mothership Connection」、「Nuthin’ But a “G” Thang」では、Leon Haywoodの「I Want a Do Something Freaky To You」などのサンプリングが、メロウでレイドバックしたGファンク・サウンドを確立させています。
ロー・ライドでベース積んでた車で聴くのが合ってたんですよ、当時は。クイズ番組的なスキット、The $20 Sack Pyramidも好きです。
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