The Notorious B.I.G. の最初で最後のスタジオアルバム – READY TO DIE

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今は亡き、語り継がれる伝説となったThe Notorious B.I.G. aka Biggie Smallsのデビュー・アルバム、1994年発売の「Ready to Die」。Classic! 結局、生前にリリースできたアルバムはこれ1枚となってしまいました(2ndアルバム発表の約2週間前、享年24歳)。

彼の伝記的映画「Notorious (邦題:ノトーリアス B.I.G.)」は、2009年公開されました。

Notorious B.I.G. / READY TO DIE レディ・トゥ・ダイ (1994)
  1. Intro
  2. Things Done Changed
  3. Gimme the Loot
  4. Machine Gun Funk
  5. Warning
  6. Ready to Die
  7. One More Chance
  8. #!*@ Me (Interlude)
  9. The What featuring Method Man
  10. Juicy
  11. Everyday Struggle
  12. Me & My Bitch
  13. Big Poppa
  14. Respect – (Patois)
  15. Friend of Mine
  16. Unbelievable
  17. Suicidal Thoughts

「Juicy」では、hiphopで彼が現在の地位まで成り上がってこれたことを押さない頃の環境と照らし合わせながら、Mtumeの「Juicy Fruit」に心地よくリリックをのせてます。

大ネタ、Isley Brothersの「Between the Sheets」使いの「Big Poppa」、DeBargeの「Stay With Me」使いの「One More Chance」。

私のお気に入りは「Everyday Struggles」。
経済的な圧迫や事件後の裁判に悩まされながら、いつも身の危険と背中合わせなドラッグ売人としての生活に嫌気が差しながらも、その生活と決別できずに繰り返される毎日。せつないメロディに、”I don’t wanna live no more”とはじまるけれど、私には「生きる力」を感じる曲。

2006年の3月下旬頃には、サンプリングでOhio Playersの「Singing In The Morning」を無断使用していたとして訴訟になり、このアルバムの販売中止の判決が下されたこともありました。

絶対、hiphop聞き始めた人には「持っておいて」とお勧めしたいアルバム。

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