今は亡き、語り継がれる伝説となったノトーリアスB.I.G.(The Notorious B.I.G. aka Biggie Smalls)のデビュー・アルバム、1994年発売の「Ready to Die」。
セカンド・アルバム発表の約2週間前に逝去、享年24歳。結局、生前にリリースできたアルバムはこれ1枚となってしまいました。
NAOKO
彼の伝記的映画「Notorious (邦題:ノトーリアス B.I.G.)」が2009年に公開されました↓
- Intro
- Things Done Changed
- Gimme the Loot
- Machine Gun Funk
- Warning
- Ready to Die
- One More Chance
- #!*@ Me (Interlude)
- The What featuring Method Man
- Juicy
- Everyday Struggle
- Me & My Bitch
- Big Poppa
- Respect – (Patois)
- Friend of Mine
- Unbelievable
- Suicidal Thoughts
Classic!
「Juicy」では、hiphopで彼が現在の地位まで成り上がってこれたことを押さない頃の環境と照らし合わせながら、Mtumeの「Juicy Fruit」に心地よくリリックをのせてます。
大ネタ、Isley Brothersの「Between the Sheets」使いの「Big Poppa」、DeBargeの「Stay With Me」使いの「One More Chance」。
私のお気に入りは「Everyday Struggles」。
経済的な圧迫や事件後の裁判に悩まされながら、いつも身の危険と背中合わせなドラッグ売人としての生活に嫌気が差しながらも、その生活と決別できずに繰り返される毎日。せつないメロディに、”I don’t wanna live no more”とはじまるけれど、私には「生きる力」を感じる曲。
2006年の3月下旬頃には、サンプリングでOhio Playersの「Singing In The Morning」を無断使用していたとして訴訟になり、このアルバムの販売中止の判決が下されたこともありました。
絶対、hiphop聞き始めた人には「持っておいて」とお勧めしたいアルバム。
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