今は亡き、語り継がれる伝説となったThe Notorious B.I.G. aka Biggie Smallsのデビュー・アルバム。Classic! 結局、生前にリリースできたアルバムはこれ1枚となってしまいました(2ndアルバム発表の約2週間前、享年24歳)。
01. Intro
02. Things Done Changed
03. Gimme the Loot
04. Machine Gun Funk
05. Warning
06. Ready to Die
07. One More Chance
08. #!*@ Me (Interlude)
09. The What featuring Method Man
10. Juicy
11. Everyday Struggle
12. Me & My Bitch
13. Big Poppa
14. Respect – (Patois)
15. Friend of Mine
16. Unbelievable
17. Suicidal Thoughts
「Juicy」では、hiphopで彼が現在の地位まで成り上がってこれたことを押さない頃の環境と照らし合わせながら、Mtumeの「Juicy Fruit」に心地よくリリックをのせてます。
大ネタ、Isley Brothersの「Between the Sheets」使いの「Big Poppa」、DeBargeの「Stay With Me」使いの「One More Chance」。
私のお気に入りは「Everyday Struggles」。
経済的な圧迫や事件後の裁判に悩まされながら、いつも身の危険と背中合わせなドラッグ売人としての生活に嫌気が差しながらも、その生活と決別できずに繰り返される毎日・・・せつないメロディにI don’t wanna live no moreとはじまるけれど、私には「生きる力」を感じる曲。
2006年の3月下旬頃には、サンプリングでOhio Playersの「Singing In The Morning」を無断使用していたとして訴訟になり、このアルバムの販売中止の判決が下されたこともありました。
絶対、hiphop聞き始めた人には「持っておいて」とお勧めしたいアルバム。