急に涼しくなってきました…と思ったら、もう10月やんか。
秋が深まると、ちょうど30年前(!)、1993年の10月6日にシングルとして発売されたToni Braxtonの「Breathe Again」を思い出す。セルフタイトルのデビュー・アルバム、1993年リリース「Toni Braxton」からのセカンド・シングルでした。当時、MTVでヘビーローテーションされてたっけ。
アルバムは、ほとんどの曲がBabyface、L.A. Reid、Daryl Simmonsの美しい調べで構成されてます。
- Another Sad Love Song
- Breathe Again
Babyfaceらしい、ほんとに美しい曲。PVの映像も、アンティークなドレス着たToniが印象的で、モノクロームがノスタルジックさを引き立ててる美しいものとなってます。 - Seven Whole Days
- Love Affair
- Candlelight
- Spending My Time with You
アップテンポでToniの伸びのある声が活き活きしてる、シングルカットでもよかったんじゃないかっていうくらいの曲。 - Love Shoulda Brought You Home
当初Anita Bakerが歌うはずだった曲だそうな。そういえば、ToniってAnitaの雰囲気もあるよね。 - I Belong to You
このアルバムから最後にシングルカットされた曲で、Mariah CareyのEmotionsを思い出す曲。 - How Many Ways
- You Mean the World to Me
- Best Friend
- Breathe Again (Reprise)
デビュー・アルバム発売時に20代半ばだったToni。10代のシンガーより深みがあるヴォーカルだけれど、まだ少し肩肘張っていて芝居がかり過ぎに聴こえるところで好みが分かれるやろね。
1996年にリリースされたセカンド・アルバム「Secrets」のほうが、肩の力が抜けて洗礼されたToniが聴ける。セカンド・アルバムでは「Un-Break My Heart」が流行りました。
それでも、このアルバムを今あらためて聴いてみると、Toniは5人姉妹の中でソロ・デビューさせたいと感じさせるくらい、ヴォーカルの幅がある人だなぁと感じる。Whitney Houstonを彷彿させるんだけれど、彼女よりpop過ぎないハスキーさが艶っぽいというか。
ソロ・デビュー前に5人姉妹(きょうだいは一番上の長男含めて計6人、Toniは長女)でThe Braxtonsとして活動していて、1990年にリリースしたシングル「Good Life」は彼女たちの曲ってのはあとで知った話。The Braxtonは、Toniのソロ・デビューとTLCの出現、次女のTraciの妊娠などを経て、アルバムの発売に至ったのはグループが三女Towandaと四女Trinaと五女Tamarの3人構成となった後の1996年。「So Many Ways」というアルバムなんだけど、3人が奏でるハーモニーがなかなかイイんよ。
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