11歳くらいの頃から男性R&Bグループのバッキング・ヴォーカルとして見いだされていたブランディが、15歳の時(1994年)にリリースしたデビュー・アルバム、「Brandy」。
このアルバムの制作期間中には、すでにTV番組のシットコムで役者としてデビューしてた彼女。活発で才能に満ち溢れてたんやろなぁ。
NAOKO
モニカのデビュー・アルバム「MISS THANG」と並んで、90年代女性R&Bシンガーの伝説のアルバムとなりました!
主なプロデュースはKeith Crouch。彼はこのアルバムの同時期のLalah Hathawayの曲や、Brandyの弟のRay Jの他にも、Tevin Campbell、Rahsaan Pattersonなどの曲もプロデュースしています。
ネオ・ソウルの男性グループ、Somethin’ for the Peopleのプロデュース曲もアルバムの半分を占めてます。
- Movin’ On
ファンキーなリズムに、レイヤー効かせたコーラスで彼女の多様な声色が楽しめる曲。 - Baby
Rahsaan Pattersonがソングライティングとバッキング・ヴォーカルで参加してる曲。セカンド・シングルとしてリリース。 - Best Friend
サード・シングル。実弟であるRay Jへ向けられた「頼っていいのよ~そばにいるよ~」と打ったってる曲。 - I Wanna Be Down
ファースト・シングルとしてリリースされた曲。一番90年代半ばっぽい曲かな。 - I Dedicate (Pt. 1)
Brandyが慕っていたり尊敬しているしてる人々の名前が…ホイットニー、アレサ、スティーヴィーなど。Pt.3までインタルードとして入ってるけど、1曲にしても、すごくBrandyに合っていて心地いい歌だと思う。これもSomethin’ For the Peopleがプロデュース。 - Brokenhearted
4枚目シングル。 - I’m Yours
- Sunny Day
Somethin’ For the Peopleのアレンジがカッコいい。タイトルそのまま、太陽の日差しと爽やかで都会的な風を感じる曲。一番、このアルバムで好きかも。 - As Long as You’re Here
これも8の流れをちょっとメロウにした曲。これもSomethin’ For the Peopleがプロデュースか。 - Always on My Mind
Brandyのヴォーカルが心地よくシルキー。Kenneth Crouchプロデュースで、Brandy自身がこのアルバムの中で一番気に入ってる曲らしい。 - I Dedicate (Pt. 2)
- Love Is on My Side
Damon Thomasがプロデュースとアレンジ。Robin Thickeがソングライティングやバッキング・ヴォーカルとして参加してます。 - Give Me You
あ~、これもSomethin’っぽい! - I Dedicate (Pt. 3)
ほとんどの曲のバッキング・ヴォーカルでもBrandy自身の名前が。
NAOKO
「Baby」で参加してるRahsaan Pattersonのデビュー・アルバムはこちら↓
Somethin’ For The Peopleの良さにあらためて気づかされもする。その曲に伸び伸び歌う、ブランディがまたイイからだろう。Somethin’は2000年に3枚目アルバムを出した後、メンバーの一人が他界しちゃったんで、もう活動してないのかな…もったいないな。
NAOKO
そいや、Brandyと同じ年のAaliyahも同じ1994年、15歳で「Age Ain’t Nothing But a Number」をリリースしてたか!
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