日本の中で 日本語が通じない 場所もある

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BGMは、ShineheadのSidewalk Universityに入ってる、Jamaican in New Yorkってところ。

先月、久しぶりに大学から同時期に留学してた仲間で会った。中には15年程振りのメンバーもいて、時間が経つのも忘れて、懐かしい話やら近況やらで盛り上った。何年経っても、それぞれの基本的なキャラクターが変わってへんのがまた面白くて、おなか痛いほど笑った。

その中で、三重県鈴鹿に住む友人の話で興味深いことが。
鈴鹿は、車系企業に勤めるブラジルを含む南米出身の外国人労働者が多いんよね。・・・愛知の豊田市だけじゃないのね。教育現場もそれに合わせて、小学校の校内表示とかがポルトガル語+スペイン語も併記されているのだそう。学校には英語だけでなくポルトガル語やスペイン語を話せる教師が、1人は配置されていたりするんやってね。

こういった企業の工場などで働く外国人労働者自身が日本語も英語も不自由なことも多いから、その子供達は特に苦労しているのか・・・コミュニケーションがとれないストレスからか、不登校が多いんだって。平日の日中に公園で同郷の子供達がたむろして、悪さやってるってことが増えてきたんだそうな。

工場等で働く外国人達はいわゆる「身分に基づくビザ」(ここでは一般的に言われるように、在留資格のことをあえて「ビザ」と書くことにします)・・・就労ビザでなく、日系人としてのビザで来日してることが多いんだろう・・・だと、どういった仕事にも就くことができるのね。いわゆる活動や経歴に縛りのある「就労ビザ」で滞在する外国人よりも経歴に縛りもなく、身内がいれば日本で生活できちゃう。就労ビザの種類にはない「単純労働」も可能。簡単に日本に来ることができることで、より多くの「生活に密接な問題」を抱えるのかもしれへん。連れられてくる子供達にとっては、特に。

ああ〜、これ以上書くと止まらないので、ヤメ。
日本にも色んな場所があるんだと、あらためて思ったお話でした。

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