ParisとLondonの地下鉄 in 2017

ParisとLondonの地下鉄 in 2017 PLACE | 場所
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コロナ禍。海外旅行だけでなく外食すらいけてない(少なくとも緊急事態宣言中は私はいかない)。コロナ収束する気配も程遠いし、未来の旅行の予定もたてる意欲がわかないんだよなぁ。

コロナが始まってから気づいたのだけれど、過去の旅行のことを割と忘れている自分がいて。なのでこのサイトを立ち上げてから、過去の旅行や写真をぼちぼちここにあげているわけです。

そこで今回はパリとロンドンの地下鉄。
私が海外旅行で楽しみにしていることの一つが、その地の公共交通機関を駆使して色んなところを回ること。公共交通機関は、生活に身近なものだし。

ParisとLondonの地下鉄 in 2017

地下鉄、パリは1900年頃、ロンドンなんて1860年頃に開通した。ニューヨークも同時期なのかな。大阪では1930年代に初めて御堂筋線が開通したんだっけ。

東南アジア各国の新しい地下鉄は近代的で無機質に感じる駅が多かったけれど、パリ・ロンドンでは歴史を感じたり特徴的な駅が多かった。階段が多くてホームまでの道のりが長い。重い荷物をもった人やお年寄りがいると、道行く人がスッと荷物をもってあげたりするところをよく見かけた。

もちろん、エスカレーター・エレベーターが設置されている駅もある。
エスカレーターといえば、日本のエスカレーターは速度を早くした方がいいと思うのよね。海外のエスカレーターは速度が日本のよりかなり速いから、歩いて登っていく人がほとんどいない。ぶつかる危険が少なくなるから、このほうがかえって安全だと思うのだけれど。

あと、両方の街で、みんな歩くのが速い!地下鉄のホームや乗換で歩くと、流れについていけないくらい。特にロンドン、みんななんだか大きいし(足も長いか)歩幅が違うよ。

ロンドンとパリは「ユーロスター」という新幹線で結ばれていて、2時間半程度で行き来できる。日本の新幹線より狭くて、身体の大きなヨーロピアンが「日本の新幹線は快適でイイね!」というのがわかる。ユーロスターについては別の機会に。

パリの地下鉄

駅の看板が「METRO」だったりレトロな「Métropolitain」だったりと、なんとも絵になる。工事中の駅も多かったけれど、駅の壁が洞窟みたいだったり、タイルがしきつめられていたり、可愛らしい駅も多かった。汚くてオシッコくさい駅もあったりしたけれど。

>> Paris Metro | Civitatis Paris

2017年時点のパリの地下鉄は、まだ降りる時にレバー下げるかボタン押すかして扉を開けなきゃならない車両もあった。車両は古くても、広々としてる印象。切符のTicket t+、回数券のCarne、回数パスのMobilisやParis Visiteなどがあり、パリ市内であればほぼ同額になっているから切符購入も簡単だけれど、パスの方がお得。これらの切符・パスは券売機でクレジットカード使って買えるけれどまだ紙仕様で、パスだと手書きで使用開始日などを書いていた。2021年以降は紙仕様のものは廃止になり、磁気カードなどになる模様です。

紙の切符や回数パスは、改札が開けることができない磁気の弱い「外れ券」がある。旦那の購入したパスでは至るところで改札が開かず、改札に入ることができず困った。窓口で券を交換してもらってもダメだったりして。通りゆく地元人に習って改札の柵を飛び越えたり、誰かに続いて入ったりしてたよ。駅員も窓口もなくて、どうしようもないから(ちなみに、改札出る時には切符なしで通れる)。

スリに気を付けろ!などと言われるけれど、夜間までは特に気になることもない。さすがに夜12時頃に乗った時は、乗車客も少なくて旧型車両や薄暗い駅では少し不気味ではあるけれど特に危険やスリに合うこともなかった。

東南アジアの地下鉄同様、パリも恐らく始発と終電が書いている以外に、時刻表はないんじゃないかな。あったとしてもひっきりなしに電車が来るし、何分後に到着するかが表示されるから、気にすることもなかった。案内や掲示はフランス語だけというものも多かったけれど、乗っているうちにわかってくるしわかりやすいから問題ない。

地上を走る高速鉄道のRERにも乗った。たまたまだったのか、乗った電車は京阪電車のダブルデッカー的に2階建てになっていた。郊外まで出ちゃうと急行になったり、乗り越し精算できないようなことを事前にネットで見ていたから、びくびくしてたわ。まぁ、どうなっても「これも経験」。問題なく、目的駅で降りることができた。

ロンドンの地下鉄

ロンドンの地下鉄のほうがパリより整備が行き届いているかな。列車も新しくてクリーンで、赤と青が効いているカワイイ車両。手動で開けることもない。車両幅が狭く、立つスペースがほとんどないけれど。やはり19世紀後半~20世紀にできた地下鉄ということで、パリもそうだったけれど、通路の天井が低いところも多いよね。

>> TUBE | Transport for London

券売機も沢山あって近代的。クレジットカードでも購入できる。こちらは切符も磁気カードのパス「Oyster card」もある。改札が通れないということもない。一回ずつ切符買っていると一番単距離であるZone1でも£5とかなり高いが、Oyster Cardだとその半額程度になる。カード作成時にデポジットが必要だけれど、返ってくるし。香港も同じ「Oyster Card」だったよね、確か。

ParisとLondonの地下鉄 in 2017

ロンドンも始発と終電と何分毎に来るのか、駅と駅の間が何分なのかの掲示はあるけど、日本のような時刻表はない。次の電車が何分後に到着するかの表示があり、ひっきりなしに電車がくる。

「Mind the gap」という車内放送が耳に残る。夜のホームで。Londonerの酔っ払いさんたちが大声でその声を真似しながら歩いてたのが思い出。夜遅くでも車内は全く気にかからない。ホームや構内は駅によるかもしれないけれど、中心部ではほとんどが明るくて安心できるんじゃないでしょうか。

下の写真はウォータールー駅(Waterloo station)。

ロンドン ウォータールー駅

ロンドンと空港を結ぶヒースロー・エクスプレスも便利だったな。

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