この映画の結末には、賛否両論があるだろう…アメリカの保険制度がどういったものかを垣間見れる映画、デンゼル・ワシントン主演で2002年公開の「JOHN Q(邦題:ジョンQ 最後の決断)J
監督:Nick Cassavetes
出演:Denzel Washington, Robert Duvall, James Woods, Kimberly Elise, Eddie Griffin, Anne Heche…
ヘリコプターやジェット飛ばしてドナーから臓器移植を受けるようなパターンの場合、日本でも満額が保険適用じゃないだろうし、そもそも何らかの保険に加入していないと、保険の適応は受けられないだろう。
厳しい話だけど、この映画の主人公のようにみんなが行動してしまったら、絶対国は崩壊する。自分が払えないものを要求するのは「強盗」でしかないだろうし。それじゃ、制度を改善しないと・・・といっても、「払えない」という状況から変われる仕組みを作らないと、保険制度を万全に整えても機能しないよね。
John Qを演じたデンゼル・ワシントンだけでなく、John Qを取り巻く人々を演じたキンバリー・エリース、エディ・グリフィンやロバート・デュヴァル他も、良い感じの熱演で引き込まれる。キンバリー・エリースといえば、実話に基づいた映画「The Loretta Claiborne Story(2000年公開TV映画)」の演技もいい。
劇中、John Qの妻(キンバリー・エリース)が発する「Do Something」と言う言葉、危険な言葉でもあるよね。うちの旦那をからかいたい時に使うと面白いけれど。
NAOKO
デンゼル・ワシントンが父親役の映画といえば、「He Got Game」もあるよね。
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