Q-tip、Phife、Aliの3人のコンビネーションが一番ぴったり合っていると感じる、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)のサード・アルバム、1993年発売の「Midnight Marauders」。
1990年にリリースしたセカンド・アルバム「The Low End Theory」の成功が少しプレッシャーに感じていた彼ら。Q-TipがPhifeの祖母の家の地下室に機材をセッティングしだして、自然な雰囲気で作られたらしい。

セカンド・アルバムはこちら↓
私の好みがレゲエからヒップホップに変わるキッカケとなったアルバム。捨て曲、一切なし。

- Midnight Marauders Tour Guide
- Steve Biko (Stir It Up)
- Award Tour feat. Trugoy
- 8 Million Stories
- Sucka Nigga
- Midnight feat. Raphael Wiggins
- We Can Get Down
- Electric Relaxation
- Clap Your Hands
- Oh My God feat. Busta Rhymes
- Keep It Rollin’ feat. Large Professor
- The Chase (Part II)
- Lyrics To Go
- God Lives Through
ファースト・シングル「Electric Relaxation」は、ニューヨークの街並みと哀愁漂う撮り方が曲とマッチしているPVで、是非視聴してほしい。PhifeとQ-Tipは、お互い自分のために書いたヴァースを交換して録音したとか。
De La SoulのTrugoyが参加したセカンド・シングル「Award Tour」。「Oh My God」では客演でお馴染みのBusta Rhymesが参加。
彼らのサウンドは、Q-TipとPhifeのリリックとフロウを引き立てるAli Shaheed MuhammadのDJ力が無いと成り立たないと私は思っている。
このアルバムジャケット、イラストの背景にはヒップホップ界のold schoolとnew schoolのレジェンド達の顔写真が並んでます。その顔ぶれは、Large Professor、Grandmaster Flash、Afrika Bambaataa、Ice-T、Doug E. Fresh、Too Short、Puffy、MC Lyte、Chuck D、De La Soulや私のfavorite達…The Pharcyde、Diamond D、Black Moon、もちろんこのアルバム参加のBusta RhymesやHeavy Dも。
これ出た頃、夜中によく聴いてたなぁ…。ゆったりと音に任せて踊ってしまえる、そんなアルバムです。
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