2005年公開、Coach Carter (邦題: コーチ・カーター)。カリフォルニア、リッチモンド高校のバスケットボール部の再建を託されたコーチ、ケン・カーターがチームとどう向き合っていくかを、実話を元に描いた映画です。

監督:Thomas Carter
脚本:Mark Schwahn, John Gatins
出演:Samuel L. Jackson, Rob Brown, Robert Ri’chard, Rick Gonzalez, Antwon Tanner, Ashanti, Debbi Morgan, Octavia Spencer
大学への進学率は低く、犯罪に手を染める生徒も多いこの学校で、コーチ・カーターが生徒達と交わした契約は・・・一定以上の水準の成績をとること、授業には全て出席し最前列で受けること、試合の日はジャケットとネクタイ着用。果たして、チームはどうなるのか。
高校生という時期・・・まだティーンエイジャーなんだから、周囲の環境次第で可能性が広がる。なのに周りの大人のほうが身勝手で、子供と向き合いもせずに「勉強なんてどうだっていい。この子にはバスケだけ。」なんて決めちゃうなんて、もったいないよね。適度に子供に何かを強いること・・・「強いる」と言う言葉はネガティブに聞こえるかもしれないけれど・・・それがその子の将来の糧になっているってことも多いと思うんだよね。特に荒れた環境の場合には。
サミュエル・L・ジャクソンがコーチ・カーター役。アシャンティが映画初挑戦で出てます。私はRick Gonzalez押し。エンディングに流れる、Faith Evans feat. Twistaの「Hope」他、サントラもいいです。
ストーリーとしては、「SUNSET PARK(1996)邦題:ザ・コーチ」に似てるかな・・・白人女性コーチ率いるバスケチームの映画。バスケットボール関連でオススメは、これも実話をベースにした「Glory Road (2006) 邦題:グローリー・ロード」。1960年代後半の人種差別がまだ根強い時代の大学バスケットボールを描いています。2人の選手に焦点を当てた、ドキュメンタリーの「Hoop Dreams (1994) 邦題:フープ・ドリームス」。バスケットが主体じゃないけど、バスケを通じて父と子が歩みよっていく「HE GOT GAME (1998) 邦題:ラスト・ゲーム」なども。
コメント