ロドニー・キング(Rodney King)事件からロサンゼルス暴動が収束した頃までくらいの期間に制作されている、アイス・キューブ(Ice Cube)の3枚目アルバム、1992年発売の「The Predator (邦題:略奪者)」。

- The First Day Of School (Intro)
- When Will They Shoot?
- I’m Scared (Insert)
- Wicked featuring Don Jagwarr
- Now I Gotta Wet ‘Cha
- The Predator
- It Was A Good Day
- We Had To Tear This Mothafucka Up
- Fuck ‘Em (Insert)
- Dirty Mack
- Don’t Trust ‘Em
- Gangsta’s Fairytale 2 featuring Lil Russ
- Check Yo Self featuring Das EFX
- Who Got The Camera?
- Integration (Insert)
- Say Hi To The Bad Guy
「When Will They Shoot?」では”I never run, never will”と言っておりますが、アイス・キューブのライムは重いドラムの響きと共に突っ走っていきます。
「Wicked」がファースト・シングルでしたね。
ブリッジ的なラガマフィンな合いの手も、wickedですね。
セカンド・シングル「It Was A Good Day」は、クラッシック!アイス・キューブの曲で1番のお気に入り。「この曲で描かれてる情景ってのは、いつのことなんだ?」といった論争(?)も巻き起こり、1988年11月のいつぞやか?とか見当つけられてたみたいだけれど、アイス・キューブ自身は「これはフィクションで、色んな日の組み合わせでできたもの」だと言っているようです(EW.com; March 5, 2012)。レイドバックなThe Isley Brothersの 「Footsteps in the Dark」のサンプリングも効いています。プロモーション・ビデオでは’64年もののインパラが披露されております。平和な日です。
:max_bytes(150000):strip_icc()/ice-cube_240-1-c2bd30c5f63147958c03e3f545830f42.jpg)
Das EFXらしい合いの手ライミング(?)がスパイスになっている、サード・シングル「Check Yo Self」。こちらも流行りましたね。Salt-N-Pepaの「SHOOP」でも使われている、The Sweet Inspirationsの「I’m Blue」がサンプリングされています。
「Who Got The Camera?」では、ロス暴動の発端となったロドニー・キング(Rodney King)事件をもじって、警官による黒人差別への嫌味が炸裂。フックでPublic Enemyの「Megablast」が効いています。
「We Had To Tear This Mothafucka Up」でも、ロドニー・キング事件の判決で無罪となった4人のLAPDの警官たちに向けられている。
1992~1994年にレコーディングされた12インチが収録された1994年リリースの「BOOTLEGS & B-SIDE」、これは持っておいて損はありません。「It Was A Good Day」、「Check Yo Self 」、「You Know How We Do It」…どれもいいリミックスになっています。


コメント