ママ、退院から2ヶ月 褥瘡(じょくそう)の穴ぼこが閉じていく

mama - dementia THOUGHT | つれづれ
ALL ENTRIES | すべてTHOUGHT | つれづれ
mama - dementia

2019年春、おそらくこれがママと思うように会話しながらの最後のお出かけ写真になるんだろうなぁ。特養の近くの河川敷。

NAOKO
NAOKO

うちのママの認知症についてはこちら↓

ママは認知症

私のママは、70歳になる頃から認知症の兆候が見え始めた。その症状からハッとさせられたり、後になってわかることがある。介護は身内で抱え込んではダメ。できる限り、利用できるサービスに頼ってほしい。本人のためでもあると思う。身内だから見られたくないこともあると思うのよね。

My mom has started struggling with her dementia symptom since 70 years old or so. Her behavior sometimes makes us astonished or shocked. Sometimes, I happen to understand later the reason why she acted like that. You should not take it all on yourself – seek for help from anybody or professional services around you. Your mom or dad would wish not to be a burden on you. They would hesitate to be watched by dearest one since they cannot control themselves.

先週末、2カ月ぶりに特養に面会。前回は、4月末に褥瘡入院から退院する日に、弟と一緒に少し会えた。風にあたって気持ちよさそうにしてた。

現在の特養での面会は、まだ事前予約が必要で、ケアマネさんと一緒に短時間だけエントランススペースで会えるだけ。

今は車椅子であの時のように歩けないし、思うように会話もできなくなっちゃった。コロナで会えなかった2年半の期間で、みるみるうちに変わっていったママ。まぁ、2年「も」経ったということだろうか。うちの旦那が今のママの姿みたらビビるだろう。3年前の父のお通夜の時が最後だもんね。あの頃はまだ好きなこと沢山話してたし、こちらの問いかけには反応してたもん。笑ったり怒ったり、表情も豊かだった。

認知症かも?から始まって早10年。この夏、80歳。
早いよね。

それでもママは、よく食べるらしい。
栄養を良く摂るからか、褥瘡も、4月末の退院時にまだ完治していなかった部分にも今は新しい皮膚が生まれていた。ケアマネさんが撮ってくれたデジカメで見せてもらったんだけど、指が入るくらいに開いていたゴルフボール位の穴が、もう塞がって平らになっていた。人間の身体ってすごい。

マスクなしで自由に会えるようになったら、もう少し長い間一緒にいれたり、もっと笑顔が増えるかもしれないけど。会話できなくても、できるだけ笑っていてほしいんだよね。今は話しかけて、さすってあげるだけで精一杯だわ。

施設に入っている親にコロナ禍に全く会えなくて、今年から久々に会えたけどその変わりように驚く・・・といった人も多いかもしれない。辛いけど、人生、止められないことだってある。自分を責める人もいるかもしれない。

自分ができることは少ないけれど、きっと母はわかってくれてると思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました