2006年公開、モニーク主演の映画「Phat Girlz(邦題: ファットガール 愛はサイズを超える)」。また、なんという邦題やねんな!
女性ですもの、流行のスタイルだけじゃなく、カラダのラインも気になる。スーパーモデルや雑誌のモデルは、まるで「そうあるべきだ」なんて押し付けられるように、バカみたいにスキニー。周りがそんなだから、ちょっと「ふくよか」だったら周りの目を気にしちゃって、生活も楽しめない。「自分を押し殺して生きていくんだろうか」なんて、悩んだり。ただ実際は、全ての男性が「となりにいるべき女性はスキニーでないと!」なんて思ってはいないのだ。割と「ポッチャリ系」ってモテるようだし。
監督・脚本:Nnegest Likké
出演:Mo’Nique, Jimmy Jean-Louis, Godfrey, Kendra C. Johnson, Joyful Drake, Dayo Ade…
Mo’Niqueが演じる、自分のおデブさん姿(fatさ)が嫌でたまらないという女の子のJazmineが、「fat(おデブ)」を「phat(カッコいい)」」に変えるまでのお話。人間、なかなか一人では自分の事を変えることはできないけど、ひょんな出会いやきっかけで変わる事ってできるもんだ。ただそのチャンスを活かすも殺すも自分次第なんだよね。やっぱりマイナスなことばかり考えて生きてると、イイことなんて起こることないんだろう。
もちろん、自己管理も必要。私みたいに、「太ると腰や関節に支障をきたしてくるのを感じる」なんて人であれば、身体に支障をきたさない程度にシェイプしないといけないだろうけど、健康にイキイキとした笑顔でJazmineみたいに生きることができるのなら、それはそれで思うように生きれるはず。
この映画、IMDBでのレビューではあんまり評判よくないようだけど、私自身にとっては元気もらえて楽しめるコメディー映画でした。
Mo’Niqueといえば、「Beerfest(邦題:ビール・フェスタ 世界対抗・一気飲み選手権)」というB級映画にちょこっと出てて、笑った。この映画はブラック・ムービーじゃないけど、ビール好きにとってはなかなか笑える映画です。
モニークが母親役を熱演してる「Precious」もどうぞ!
(2006年鑑賞)
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