スムースなネオ・ソウルにファンクネスも香る、 ハイセンスなラサーン・パターソンのデビュー・アルバム「Rahsaan Patterson」

Rahsaan Patterson / RAHSAAN PATTERSON (1997) MUSIC | 音楽
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Brandyの曲「Baby」やTevin Campbellの曲「Back to the World」でソングライティングやバッキング・ヴォーカルを務めていた、ラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)のデビュー・アルバム、1997年発売したセルフ・タイトルの「RAHSAAN PATTERSON」。

デビュー作とは思えない、すでに大物を感じさせるオーラが醸し出されています。甘い声とその「雰囲気」がいいのです。高音の操り方が最高に良いです。

Rahsaan Patterson / RAHSAAN PATTERSON (1997)
  1. Stop By
  2. Spend the Night
  3. Where You Are
  4. So Fine
  5. Stay Awhile
  6. Come Over
  7. Can’t We Wait a Minute
  8. Joy
  9. My Sweetheart
  10. One More Night
  11. Don’t Wanna Lose It
  12. Tears Ago
  13. Ain’t No Way
  14. Soul Free

D’Angelo、Eric Benét、Maxwellなどに代表される「ネオソウル」または「ニュー・クラッシック・ソウル」と呼ばれるジャンルが出現したこの頃。このアルバムもそのうちの一つといえるだろう。90年中頃のR&Bを感じさせる良曲もあり。スムースな曲調メインで、どんよりと重たさを感じるものはありません。

ファンキーなイントロから入る「Stop By」は、妖しい曲調とRahsaanのねちっこすぎない高音ヴォイスがいい。

シングルカットもされた「Where You Are」や「Ain’t No Way」は爽やか。アカペラ・コーラスで聴かせる「Joy」は、暖かさを感じます。ミディアムテンポのバラードも数曲入っていて、聴かせます。

好みは「So Fine」は新しいグルーヴとファンクネスを感じます。コーラスがかっこいいですね。

「My Sweetheart」はどこか50sか60sを感じさせる、シンプルな曲なんだけれどコーラスにドラムにギター、トランペット(かな)、オルガンに盛沢山な音が紛れ込んで楽しい曲。

私的には捨て曲なしのアルバム。

NAOKO
NAOKO

ネオソウル度が一段と強くなった2ndアルバムもどうぞ!

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