Brandyの曲「Baby」やTevin Campbellの曲「Back to the World」でソングライティングやバッキング・ヴォーカルを務めていた、ラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)のデビュー・アルバム、1997年発売したセルフ・タイトルの「RAHSAAN PATTERSON」。
デビュー作とは思えない、すでに大物を感じさせるオーラが醸し出されています。甘い声とその「雰囲気」がいいのです。高音の操り方が最高に良いです。
- Stop By
- Spend the Night
- Where You Are
- So Fine
- Stay Awhile
- Come Over
- Can’t We Wait a Minute
- Joy
- My Sweetheart
- One More Night
- Don’t Wanna Lose It
- Tears Ago
- Ain’t No Way
- Soul Free
D’Angelo、Eric Benét、Maxwellなどに代表される「ネオソウル」または「ニュー・クラッシック・ソウル」と呼ばれるジャンルが出現したこの頃。このアルバムもそのうちの一つといえるだろう。90年中頃のR&Bを感じさせる良曲もあり。スムースな曲調メインで、どんよりと重たさを感じるものはありません。
ファンキーなイントロから入る「Stop By」は、妖しい曲調とRahsaanのねちっこすぎない高音ヴォイスがいい。
シングルカットもされた「Where You Are」や「Ain’t No Way」は爽やか。アカペラ・コーラスで聴かせる「Joy」は、暖かさを感じます。ミディアムテンポのバラードも数曲入っていて、聴かせます。
好みは「So Fine」は新しいグルーヴとファンクネスを感じます。コーラスがかっこいいですね。
「My Sweetheart」はどこか50sか60sを感じさせる、シンプルな曲なんだけれどコーラスにドラムにギター、トランペット(かな)、オルガンに盛沢山な音が紛れ込んで楽しい曲。
私的には捨て曲なしのアルバム。
NAOKO
ネオソウル度が一段と強くなった2ndアルバムもどうぞ!
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