今のこの時代にも、そしてきっとこれからも語り・聞き伝えられていく、The Beatles。ビートルズのほとんどすべてのalbumを聴いた(と思う。詩集も持ってるほど)中で選ぶなら、この「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」。
01.Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band
02.With A Little Help From My Friends
03.Lucy In The Sky With Diamonds
04.Getting Better
05.Fixing A Hole
06.She’s Leaving Home
07.Being For The Benefit Of Mr. Kite!
08.Within You Without You
09.When I’m 64
10.Lovely Rita
11.Good Morning Good Morning
12.Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13.A Day In The Life
著名人達がコラージュされたカラフルなカバー。デザインはPeter Blake。ジョンが日本で買ったという福助人形やソニー製のTVの他、ボブ・ディランやフレッド・アステア、ルイス・キャロル、マリリン・モンローなどが見える。ブックレットには、ジョンのラフ画の写真が掲載されている。著名人達の写真の使用することで、膨大な費用がかかったとか。
中学生でも親しみを覚えられる楽曲が多い中、このアルバムが一番バラエティに溢れてて、不思議な「未知なる世界」に連れていってもらえるような曲が多かったんじゃないだろうか。なんでもビートルズはこの頃、コンサートをやってもファンの「キャーキャー」言う声に自分達の音楽がかき消されることが辛かったという。コンサートで演奏できないような曲を作るのが楽しかった模様。
LSDが流行していることもあり、このアルバムの各曲がドラッグからインスパイアを受けていると解釈されることも多かった。
私のお気に入りは「A Day in the Life」。ダイナミックな曲展開と歌詞の調和が素晴らしい。
アルバムの最後に犬にしか聞こえない高周波音が流れて、変な笑い声的な音と共に「Never could see any other way, never could see any other way…」と聞こえる声がループされる。この声を逆再生させれば「We’ll all be Magic Supermen」だとか「We are f**cking Magic Supermen」とか、はたまた「We will f**ck you like a Superman」に聞こえるとか聞こえないとか。Youtubeで聴いてみて!
>> The Beatles – Sgt Pepper’s Inner Groove (first forwards, then backwards)
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