Billy Joelの2008年、Shea StadiumのLiveを観てた。スタジアム取り壊し前の最後のコンサートがBillyなんだよね。で、このShea最後の公演に、Shea建設完成初のコンサートを1965年に行ったThe Beatlesの、Sir Paul McCartneyが友情出演してたという。
懐かしい曲の数々・・・いや、懐かしいけど、いつでも新鮮に聞こえる。観ながら、そのライブでやってない曲も思い出したりして。
そのやってない曲で”Shades of Grey”っての、スキでね。この曲出たのって、私がたしか20歳の大学生だった頃。30歳半ばも過ぎて、ようやくこの歌詞がわかってきた気がしてる。
「グレイの曖昧さがいい」んじゃなくて。生きれば生きるほど、答えってのは1つである必要はないんじゃないか?・・・もしくは1つではありえないんじゃないか?なんて思ったり。
Billyと彼の曲は、どれだけHipHopやreggaeに浸る時間が多くなっても、愛して止まない。Billy Joel Bandも含めて、私には魅力的・・・特にMark RiveraとCrystal Taliefero。前のドラムのLiberty DeVittoやDoug Stegmeyerもスキだった。ただ、Liberty DeVittoが辞めさせられたのか、その後のロイヤルティの裁判はどうなったのか? Dougにも悲しい出来事があったようだし。
Shades Of Grey” written by Billy Joel
日本語意訳: NAOKO
Some things were perfectly clear, seen with the vision of youth
No doubts and nothing to fear, I claimed the corner on truth
These days it’s harder to say, I know what I’m fighting for
My faith is falling away, I’m not that sure anymore若かりし頃だからこそ、判断できることってある
疑うこともなく、恐れることもなく、ただ真実だけを追い求めたりしたもんだ
だけどここのところ、自分が何に立ち向かってるのかわからない
信じるものを失っているのか、もう、よくわからないんだShades of grey wherever I go, The more I find out the less that I know
Black and white is how it should be, But shades of grey are the colors I seeどこにいってもあたりはグレイ一色、物事を知るほど、自分は無知だと気づく
「白か黒か」があるべき姿なんだろうけど、僕に見えるのはグレイなんだOnce there were trenches and walls, and one point of every view
Fight ‘til the other man falls, Kill him before he kills you
These days the edges are blurred, I’m old and tired of war
I hear the other man’s words, I’m not that sure anymore何かに阻まれたり、ちょっと気に障ったことがあったら
相手をとことん痛めつけて、やられる前にやってしまう
でもここんところすっかりまるくなってしまった
もう僕も年だし、やり合う気力もないよ
言ってることが聞こえてはくるんだけど、もうよくわからないんだShades of grey are all that I find, When I look to the enemy line
Black and white was so easy for me, But shades of grey are the colors I seeみんなグレイに見えるんだ 敵がいるってわかっていても
「白か黒か」なんて、もうどうでもいいこと 僕にはグレイにしか見えないんだNow with the wisdom of years, I try to reason things out
And the only people I fear are those who never have doubts
Save us all from arrogant men, and all the causes they’re for
I won’t be righteous again, I’m not that sure anymoreもう今では、経験で培った知恵で答えを導き出そうとする
僕が最も恐れるのは、自分の判断を信じて止まない人間
そんな傲慢な人間から我々を救っておくれ
我々がそうならないように救っておくれ
僕にはもう自分が正しいなんて言えないよ
だって、そんなの言えることじゃないからShades of grey are all that I find when I look to the enemy line
There ain’t no rainbows shining on me, Shades of grey are the colours I see僕には全てがグレイなんだ 敵がいるってわかっていても
僕に虹なんて見えやしない 僕にはグレイにしか見えないのさShades of grey wherever I go, the more I find out the less that I know
There ain’t no rainbows shining on me, Shades of grey are the colors I seeどこもグレイに見える 分かっていくほど、自分は無知だと気づく
僕に虹なんて見えやしない 僕にはグレイにしか見えないのさ
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