90年代後半。私は就職して20代後半に差し掛かろうというところ。SWVの「Release Some Tension」のアルバムジャケットのような、黒パンツにヒョウ柄で街を闊歩していましたね。割とそんな方々が多い時代でしたよ。
その頃の名残りの感覚があるのか、このSWVのジャケットデザインは好きなジャケットデザインのうちの一つ。ポイントとなっているヒョウ柄、ゴールドとティファニーブルー系の色のコラボ、ロゴの配置・・・バランスがツボです。
大阪のおばちゃんだからか、ヒョウ柄のワンポイント使いとか、いまだに心くすぐるのです。

SWV / Release Some Tension (1997)
- Someone featuring Puff Daddy
- Release Some Tension featuring Foxy Brown
- Lose My Cool featuring Redman
- Love Like This featuring Lil’ Ceasar
- Can We featuring Missy Elliott
- Rain
- Give It Up featuring Lil’ Kim
- Come And Get Some featuring E-40
- When U Cry
- Lose Myself
- Here For You
- Gettin’ Funky featuring Snoop Doggy Dogg
1997年リリース、SWVのサード・アルバムでございます。これまでより大人でアーバンな雰囲気。1枚目、2枚目が好みな人には、このアルバムの前半は少し物足りないかもしれないのだけれど、彼女達のコーラスって、しっとりとヒップホップと合わせると割と旨味が増す気もする。
シングルカットされた「Someone」、songwriterのクレジットにAndrea MartinとKelly Priceが入っている。Andrea色が強くて私好み。Puffyの絡みもケダルイ曲調にイイ感じに合っている。
Foxy Brownのパキパキなフロウが聴けるタイトル曲「Release Some Tension」も1曲目の流れに乗ってます。
Redman兄さんの歌まで聴ける「Lose My Cool」、Lil’ Ceasar参加の「Love Like」、映画「Booty Call」に使用されているMissy色全開の「Can We」。Lil KimやE-40との相性も良し。
客演大会の後の3曲はスロー・ミッドテンポで、Cokoの伸びのあるクリアな高音と美しいTajとLeleeのコーラスでしっとり聴かせてくれます。
Snoop参加のGettin’ Funkyは、ちょっとSWV向きでない無理やりな感じが…。プロデューサーの手腕かな。余計なピコピコ音がなんだかここまでのアーバンでかっこよいSWVの雰囲気を最後に壊してしまっているような。
ああ、また黒パンツとヒョウ柄シャツを着こなしたくなってきた…が、重力に負けているおしりをどうにかしなきゃ。
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