シンガー・ソングライターのAndrea Martinが1998年にリリースした唯一のアルバム、「THE BEST OF ME」。
ちょうどSet It Offのサントラ聴いてて、あらためてAndreaってこのアルバムの他に出してないかな~ってチェックしたら、2021年9月に49歳で他界してたんだって…。
彼女は様々なアーティストに曲を提供してたり、バッキング・ヴォーカルで参加してるから、名前は見かけたことある人が多いかもしれない。
有名どころでは、Monicaの「Before You Walk out of My Life」、SWVの「You’re the One」、En Vogueの「Don’t Let Go (Love)」(これも映画「Set It Off」に使われてた)、Toni Braxtonの「I Love Me Some Him」などなど。
- Let Me Return the Favor
Rodney Jerkinsのプロデュースらしい曲。それこそ、MonicaとかToni Braxtonが歌ってそうな曲。この曲に入ってくるAndreaのパトワのパート聴いたら、ラヴァース・レゲエでアルバムだして欲しい~思います。 - Baby Can I Hold You
Tracy Chapmanのカヴァー曲。FugeesのWyclefプロデュースで、爽やかなレゲエ・テイスト感じる曲。 - Share the Love
- Steppin’
- Breaking of My Heart featuring Ivan Matias
Ivan Matiasもいい声してるよね~。Andreaのレゲエ雰囲気スキ。 - The Best of You
女性版のThe Tony Rich Projectな、爽やかで懐かしい曲。 - Do You Really?
- Set It Off featuring Queen Latifah and Organized Noize
Queen Latifah主演の同題の映画に提供された曲。Organized Noizeテイストか、このアルバムの中では際立ってドラマティックな曲。 - Hung Up
爽やかな明るい切なさを感じる~私の好きなタイプの曲。Black Sheepの「Choice is Yours」がクレジットされてるねんけど、 - How Could You Forget
- Dear Lord
- The Best of You (I-Boogie Mix)
Lauryn Hillがプロデュース。ルーツ・レゲエの雰囲気でL-Boogieらしさ満載です。ただ、Laurynのプロデュースした曲って、良くも悪くもLauryn色に染まってまう。Andreaにはオリジナルの方が、本人の味が引き立っていて好きです。
Tracy Chapmanの曲以外は、全て同窓生でもありソングライティング・パートナーであるIvan Matiasと書いた曲たち。
キャッチーで聴きやすいけれど、ポップ過ぎない大人の味がする曲が彼女の作品に多いかな。さすがAndrea & Ivanでヒット曲生んでるわ~って感じるアルバム。悪く言えば、Andreaのヴォーカルに少しスパイスになるクセがあったり、華々しさがあったらなぁ~なんて思ったり。 歌詞もわかりやすい、飽きないアルバムです。
NAOKO
The Tony Rich Projectのこの2枚は、大好き↓
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