Their Eyes Were Watching God (2005) (TV)

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Their Eyes Were Watching God (TV 2005)

Directed by Darnell Martin
Cast: Halle Berry, Michael Ealy, Ruben Santiago-Hudson, Terrence Howard, Ruby Dee..

1937年に出版されたZora Neale Hurstoの小説を映画化したもの。 1920年代の黒人女性Janie(Halle Berry)が小さな街で自由奔放に愛に走り、学び、感じ、成長し、自分を見つけていく様を書いている。一見「loveモノ」に見えるが、「恋愛」に焦点があたっているというよりも「女性」「人間」に焦点が当たっている。

Their Eyes Were Watching God (2005) (TV)

原作のJanieはHalle Berryのようにlight-skinnedだったらしく、社会から別な扱いを受ているということ(”差別的”であるかどうかはわからないからあえてこう書いておく)が描かれていて、IMDbで原作を読んだ方のコメントみると、どうも映画はその表現が足りてないらしい。でもちょっとしたエッセンスで私は感じることができたのだけれど・・・映画の構成的にはこれでいいような気はする。映画って限られた時間で物語を展開しなきゃならないから、焦点がブレてしまうと見づらくなるだろう。

「Their Eyes were watching God」というフレーズは宗教的になにか意味のある表現なのかな? その辺、私は知らないので、思うままに書くことにしますが・・・確かこの映画の中で何回か「I’m watching God」のようなセリフが出てきてるのは、「自分の信じるところを見ている」ということなのだろうか?「自分の信じる道を行く」。この”Their”は女性限定なんだろうか?など、色々想像が膨らみますが、また次回見たときに浮かんできたりするんでしょう。

Halle Berryはこの役にぴったり。10代のJanieはちょっとムリがあるけど、無邪気だけど芯が強く、成長していく様がぴったり。Michael EalyもTea Cakeにふさわしい。最後も白熱の演技です。Terrence Howardさんは、こういうちょい役、スキなんかしら?

原作は当時物議を醸したとか。今でも研究されている物語なので、是非読んでみたいところですね。合わせてMaya Angeloのpoemなんかもいかが。

女性は美しく、強い。

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