MTVプロデュース、2001年公開、ビヨンセ主演の映画「CARMEN : A HIP HOPERA (邦題: カルメンヒップ・ホペラ)」
ビヨンセのためにある映画です。プライド高く、美貌をふりまき、夢は実現するためにある・・・と生きていくカルメンの姿は、ビヨンセそのもの。ラブ・ストーリーとしては単純すぎではあるけどね!(笑)
監督:Robert Townsend
主演:Beyonce Knowles, Mekhi Phifer, Mos Def, Rah Digga, Joy Bryant, Wyclef Jean, Jamaine Dupri, Da Brat, Lil’ BowWow
映画のタイトルに「hopera」とあるように、オペラ(opera)とヒップホップ(hiphop)が融合しています。ビヨンセも歌で聴かせるのではなく、ラップかましてくれていたりします。
でも、それよりもびっくりしたのがメキ・ファイファーのフロウです。かっこいい! いや、私は「CLOCKERS(邦題: クロッカーズ)」から目をつけています。メキは、アンジェリーナ・ジョリーがまだいい雰囲気で主役をしていた映画、「Hell’s Kitchen」での役柄もハマっていたよね。
この映画はストーリーよりも雰囲気を楽しむものでしょうね。モス・デフが悪刑事役で出演しているけれど、彼には「善」でいてほしかったな。それでもなかなかいじわるそうに演じていて、それはそれで面白いです。今ではもう”Lil”でも無くなったバウワウですが、この頃はまだ可愛い子どもだったのね~。
オープニングとエンディングはDa Bratのナレーション。Rah DiggaとJoy Bryantがラップするところで、えらく80年代なPVを感じさせるシーンが(テクノトロニックの”Pump up the Jam”など!)。Joy BryantがなんだかNenah Cherry(懐かしいぞ、”Raw Like Sushi”!)を思い出させるし。
とにかくBeyonce好きな人は必見です。
コメント