実在したヴォーカル・グループ「Teenagers」のメンバー、Frankie Lymonとそれを取り巻く3人の「奥さんだっただろう」女性達の、実際の出来事をベースにした1998年公開の映画「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」。舞台は1950年代頃か。
ヴィヴィカ・A・フォックス(Vivica A. Fox)が演じる、取り巻き3人の女性のうちのひとりが1985年に印税相続の裁判を起こすのだけれど、それから色んなことが判明するというストーリー。ドラマであり、コメディでもある映画です。
監督:Gregory Nava
出演:Larenz Tate, Halle Belly, Vivica A. Fox, Lela Rochon, Little Rechard…
「歌うたい」というのは、名声を得るとその栄光をどうしても忘れられないものなんだろうか? そして男はどうして、過去やオンナや酒や薬に溺れ、振り回されがちなのだろう。また、そんな男だとわかっていても、愛してしまう女がいるのだ。そして、愛する人によって、正確や行動が変化していく人もいる。
懐かしい歌と共に、実際にリトル・リチャード(Little Rechard)が出てくる、この映画。「MENACE 2 SOCIETY(邦題:ポケットいっぱいの涙 1993年公開)」や「DEAD PRESIDENTS(邦題:ダーク・ストリート/仮面の下の憎しみ 1995年公開)」にも出演したFrankie役を演じるラレンズ・テイト(Larenz Tate)も見事にダンスしています。歌の口パクにはちょっととムリがあるように感じるけれど。
どちらも大好きな映画!↓
映画の最後にFrankie本人の映像が流れるのだけれど、Larenzの方が男前かも。しかし、Frankie、よく3人の女性を自分の妻だと思わせたよねぇ。
あと見所は1950年代当時を反映したファッションと妻役の3人!
ハル・ベリー(Halle Belly)ってほんと、キレイだなぁ。「BULWORTH(邦題:ブルワース 1998年公開)」の時とは全く違った女性を見事に演じています。ヴィヴィカ・A・フォックスは、今回はちょっと「浪速のおかあちゃん」的な女性を、身のこなしや言葉使い、イントネーションなどをそれらしくして完璧に演じています。
サウンドトラックはタイトル曲のGina Thompsonの「Why Do Fools Fall In Love」、Coko feat. Missy Elliottの「He Be Back」、Missy Elliott feat. Bustaの「Get Contact」、Envyi feat. Baby Sham of Flipmode Squadの「Crazy Love」など。
ヴィヴィカいうたら、やっぱりラティファと共演してる「Set It Off」もでしょ
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