Big Brother and the Holding Companyはジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)がヴォーカルとして参加していたグループで、ジャニスがヴォーカルで2枚のアルバムを出しているうちの、1968年発売、最後のアルバム「Cheap Thrills」。 Janis Joplinはこの後、ソロで活動、遺作の「Pearl(1971年リリース)」を残し27歳でこの世を去る。
- Combination of the Two
- I Need a Man to Love
- Summertime
- Piece of My Heart
- Turtle Blues
- Oh Sweet Mary
- Ball and Chain
アルバム全体がLive風に聞こえるが、わざとLive風に粗めに制作されていて実際のLive曲は数曲らしい(Ball and Chainだけというのをどこかで見たことがある)。
実はJanisが歌う曲達は、他のアルバムもカヴァーが多い。
「Summertime」は私はJanisで初めて知ったのだけれど、もともとオペラの曲なの?Jazzのスタンダードとして、なかでもBillie Holidayのものも有名だろうか。ギターの鳴きは粗いけれど、Janisの鳴きは惹きつけられる。
「Piece of My Heart」のオリジナルはErma Franklin。Janisヴァージョンで、2015年かにMiss DiorのCMで使われていました。
「Ball and Chain」はBig Mama Thorntonのカヴァー。もう感情に押されて倒れそうに歌うJanisのBluesが聴けます。まだ彼女、25歳の時くらいじゃないの?
アルバムカバーのイラストは、CartoonistのRobert Crumb氏のもの。アンダーグラウンド・コミック好きだったJanisのたっての希望だったらしい。コマの中で、各曲とメンバーが紹介されている。
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