これ以上の実力派のガールズR&Bグループ、いまだにいませんよ。Terry Ellis、Cindy Herron、Maxine Jones、Dawn Robinsonの4人組女性ヴォーカル・グループ、En Vogue(アン ヴォーグ)。
1992年リリースしたセカンド・アルバム「FUNKY DIVAS」は、R&Bあり、ロックあり、ソウルあり、ヒップ・ホップテイストありでカラフルなのにまとまったアルバムなのは、彼女達のヴォーカルとそのグルーヴ感だろう。
実力派といっても、無理矢理がなったり、力んだ歌い方だったりせずに、ナチュラルに歌いあげてくれる。
- This Is Your Life
- My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
- Hip Hop Lover
- Free Your Mind
- Desire
- Giving Him Something He Can Feel
- It Ain’t Over till the Fat Lady Sings
- Give It up, Turn It Loose
- Yesterday
- Hooked on Your Love
- Love Don’t Love You
- What Is Love
- Thanks/Prayer
オープニングの「This Is Your Life」から彼女らのヴォーカルにワクワクさせられます。
1stシングル「My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)」は、ファンキーなパンチのあるR&B。
「Free Your Mind」、ヘヴィメタルなギターとブラックミュージックの融合が衝撃的でした。こういうのも素敵!って思えたのは、彼女達のパワフルなヴォーカルがあってこそ。ほんとファンキーで、聴くだけで強い女になれた気分がします。
「Desire」は、アラビアンな風味(マイケル・ジャクソンのアルバム「BAD」に入っている、「Liberian Girl」のような)が艶めかしい。
2ndシングルカット曲の「Giving Him Something He Can Feel」は、Curtis Mayfieldが1976年の映画「Sparkle」のため作曲してAretha Franklinが歌った「Something He Can Feel」のカヴァー曲。Dawn Robinsonの伸びのあるリードヴォーカルに、レトロを感じるコーラスが光ってます。
「Yesterday」はThe Beatlesのカヴァー、アカペラなんかな?
ビヨンセ率いるディスティニーズ・チャイルドも”independent women”だったけど、彼女達もindependentでstand-tallでかつsophisticatedでかっこよかった。
Dawn Robinsonが元Tony Toni ToneのRaphael Saadiq、元ATCQのAli Shaheed Muhammadと組んだグループ、Lucy Pearlも、かっこよかったよなぁ~
(2011年以前に掲載分)
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