クリス・ロックが監督・脚本・主演、皮肉たっぷりにクスっと笑える映画「I Think I Love My Wife(邦題:セックス・アンド・ザ・バディ)」

I Think I Love My Wife(2007)邦題:セックス・アンド・ザ・バディ MOVIE | 映画
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2007年公開、Eric Rohmerの「Chloe in the Afternoon(邦題:愛の昼下がり)」をクリス・ロック(Chris Rock)がリメイクし、彼が監督、脚本、主演をこなしている映画「I Think I Love My Wife(邦題:セックス・アンド・ザ・バディ)」。

しかし、この邦題のセンスって…まぁ、ある意味その通りなんだけど。

I Think I Love My Wife 邦題:セックス・アンド・ザ・バディ(2007)

監督・脚本:Chris Rock
出演:Chris Rock、Kerry Washington、Gina Torres、Steve Buscemi

会計士として働くパパ、リチャード(クリス・ロック)はある程度の社会的地位もあり、共働きの黒人家庭とはいえど外から見たら何不自由のない暮らし向き。子供にとってはいいパパで、家事の手伝いもする良き夫。しかし、彼らなりの問題を抱えてる。セックスレス。刺激のない「普通」の毎日。夫はふと、「この毎日が続くのか?」と何かに不安になる。同じ毎日を悶々と送っていることが苦しくなる。

そうして、学生時代の友人の彼女だったニッキー(ケリー・ワシントン)と偶然再会し、リチャードは流れるように…。つくづくオトコはバカだな~なんて思っちゃう描かれ方をしているけども、オンナでも同じような人はいるよね。

クリス・ロックらしい皮肉でクスッと笑わせる映画。単なるコメディ映画として見たら、あんまりおもしろくないわ~って感じる人も多そう。

人間らしい葛藤とか男として、女として、夫婦として…淡々と同じ毎日で時間だけが過ぎていって、それが平穏であっても、なんかしんどいなぁ~とか「ずっとこれが続くんか」とか思う感情に対する思いとか…ありがちな題材を上手く皮肉とコメディを織り交ぜたストーリーに仕上げてるんちゃうかな。

ラスト、駅のプラットホームでの「(下着で歩いている)この女性には何も言えない」の場面では思わず噴いてしまったけど、エンドロール前の言葉には、オンナとして涙がでました。

NAOKO
NAOKO

クリス・ロック主演の他の映画では…「Down To Earth(邦題:天国からきたチャンピオン)」も好みやわ

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