しっとりとミッドテンポな中にファンクなアレンジが光る…90年代半ばのBad Boy Recordsを代表する女性グループTotalのデビュー・アルバム「TOTAL」

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Kima Raynor、Keisha SpiveyとPamela Longの3人の女性R&Bグループ、Totalのデビュー・アルバムで1996年発売の「TOTAL」。 90年代後半、Sean Puffy Combs創設のBad Boy Recordsを代表するグループです。

彼女たちは、このアルバムの発売前にBiggyの「Juicy」や「One More Chance(album & remix version)」に参加してました。このアルバム以降でも、Maseの「What You Want」やLL Cool Jの「Loungin’」などの90年代後半のヒット曲にコーラスとして華を添えてます。

TOTALデビュー・アルバム「TOTAL」
  1. Intro feat. Puff Daddy
  2. Do You Know
  3. No One Else feat. Da Brat
    KRS-1の「South Bronx」をサンプリングしたセカンド・シングル曲。
  4. Whose Is It? (Interlude)
    このインタルード、必要やったんかなぁ~(笑)
  5. Kissin’ You
    このアルバムからのサード・シングル。切ないメロディと甘くてケダルイヴォーカルが調和してます。
  6. Do You Think About Us?
    5もだけど、Raphael Saadiqっぽいアレンジの曲。4thシングルとして発売されました。
  7. Definition of a Bad Girl (Interlude)
  8. Can’t You See feat. The Notorious B.I.G.
    ファースト・シングル。この頃のBad Boy感のある曲…BiggieのラップとPuffyの「That’s right」の合いの手がそう聴こえるんかもしれんが。
  9. Someone Like You
    3人のコーラスがよく響く曲。
  10. Tell Me
    The O’Jaysの「Help Somebody Please」をサンプルした、怪しげなメロウチューン。
  11. Love Is All We Need
  12. Don’t Ever Change
  13. Spend Some Time
  14. When Boy Meets Girl
    The Neptunesがプロデュースに加わった、ファンキーなテイストの曲。派手さはないけど、渋い。
  15. No One Else (Puff Daddy Remix) feat. Lil’ Kim, Foxy Brown and Da Brat
    Da Bratはオリジナルでも参加してるけれど、Lil’ KimとFoxyの競演がお宝感あるリミックス。

彼女たちって聴かせるヴォーカルじゃないけれど、Puffyがプロデュースするこの頃の曲調にピッタリ。ハーモニーというよりも、楽器みたいなヴォーカルで甘く聴こえるトーンでもカッコいいんよなぁ。

Faith Evansのデビュー・アルバム「Faith」に入っている「You Used to Love Me」って曲は、彼女達に書いた曲らしいですが、このアルバムにもFaithがソングライティングした曲がいくつかあります。

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