自由は簡単に手に入らない – 卒業式 出席は計画的に – 誰にも文句言われたくない自分でいたけりゃ、普段から己を貫け!外見より内面を磨いてね♪

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隔離したのは行き過ぎだとは思うけれど・・・でも「卒業式 出るな」もそれはそれで批判受けるんだろうし。本人がルーツを重んじたいならば、もっと計画的に卒業式を迎えるべきだったと思う。この子だけの卒業式じゃない。当日に問題を起こすのは、いい選択ではないだろう。

黒人ルーツの髪形「校則違反」 卒業式で席隔離 兵庫の県立高 [写真特集1/7] | 毎日新聞
<右>卒業式に臨んだ際の髪形=保護者提供(※ピアスの穴を開けたのは卒業後)<左>編み込みをほどいた普段の髪形=兵庫県姫路市で2023年3月9日午後0時15分、幸長由子撮影

彼は何故、わざわざ卒業式にこの髪型をしていったのか。

校則があるのがわかっている上でどうしても卒業式にこの髪型をしたかったなら、事前に先生に交渉してみたらいいだろう。できるかできないかは別にして。だって、校則があるのであれば、他の生徒もそれなりに我慢している部分もあるだろうし。

あと、ルーツがどうだとかは、ここで議論すべきでないだろう。
なら、ビッグ・アフロででたほうがいいんじゃね?よほどそっちのほうが、カッコイイ気がするのだけれど。それこそ自然なありのままのルーツ。じゃ、日本人のルーツなんだから卑弥呼姿で卒業式出てもいいってことやんか(ん~、アホな例やな、我ながら)ってことになっちゃうからさ。

うちの親は、中学生の頃、私の知らないところで先生に直接「私が天然パーマであること」を伝えていたらしい。私自身、天然パーマが理由で先生にどうこう言われたことなかったので気付かなかったんだけどね。それ以外の校則破りでは、怒られてたけど(それでも風紀副委員長してたという)。

私の若い頃は「自由は簡単には手に入らない」感覚があって、その自由には責任が付いてくることを自然と教えられていた気がする。だから、うちの高校は私の先輩たちが先生達と交渉して、「制服あるけど、服装自由」を手に入れたこともあって、私はリーバイスのジーンズ(501か503)で登校することが多かったし、デザイナーズ・ブランド全盛期で(80年代後半)、全身キメてきてる子もいた。でもパーマは禁止だったかな。禁止でも、私だけでなくみんなかけていたけど。

最近は「自由でないのは悪」のような風潮もあって、学生がいきなり学校行事で「え?」のようなことしてきたりするんかな? 本当にやりたければ、普段から先生と話すればいいのに。生徒会長にでもなって「学校変えてやる!」とか、ないのかな。

好きなように生きていこうとするには、時間と労力がかかるものです。もっと計画的なほうが、好きなことできますよ… 私がこの子の親なら、言ってるだろう。

先に自分で交渉しておけよ、と。

でも私は、中途半端なくせ毛がイヤで、交渉することなくほとんどカリフラワーパーマでしたが。先生とは仲良く協力的・積極的に色々していたから(まぁ成績もよかったし!手前ミソながら)、私がどういう髪型しようが放っておかれたけどね。

50代となった今はまんべんなく天然パーマなので、パーマ代浮いてラッキーですけど。

天然パーマの近影:

天然パーマの近影

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