連邦軍黒人部隊のリーダーを志願した白人大佐の手紙を元にした映画「GLORY (邦題: グローリー)」

GLORY (1989) 邦題:グローリー MOVIE | 映画
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舞台は1861年~の南北戦争。連邦軍黒人部隊のリーダーを志願した白人、Robert G. Shaw大佐の手紙を元に映画化された、1989年公開「GLORY (邦題: グローリー)」。

GLORY 邦題:グローリー(1989)

監督:Edward Zwick
出演:Matthew Broderick, Denzel Washington, Morgan Freeman…

なんだか「ラストサムライ」って、これにinspireされてるんちゃうん?なんて思ったりもします。「初黒人部隊」といえば、「THE TUSKEGEE AIRMEN 邦題:ブラインドヒル (1995 TV)」も合わせてご鑑賞を!

連邦の維持と奴隷解放のための戦争。そして、はじめて結成された黒人部隊も、結局、連邦軍内では差別を受けていた。

っていうのは、だいたい予想できる内容やけど、それ以前に黒人奴隷解放のための戦いであるのに、政府は当初、正式には黒人兵を認めてなかったという。「黒人は弱い、あまっちょろい」って考えやったようですな。政府もおバカね。黒人達にとっては、「自分達のための戦争」のようなもの。そのために命を惜しまないで戦い抜くってのは、自然の原理みたいなもんなのに。

見ておいて損はしない映画です。監督は「ラスト・サムライ」、「Blood Diamond」、「I Am Sam」、「Courage Under Fire(邦題:戦火の勇気)」などを手掛けたエドワード・ズウィック。Robert G. Shaw大佐役は、サラ・ジェシカ・パーカーの夫であるマシュー・ブロデリック。実際、Shaw大佐によく似ているらしい。デンゼル・ワシントンはこのとき、すでにアカデミー助演男優賞をとってらっしゃいます。しかし、モーガン・フリーマンが出演すると、映画が締まりますなぁ。

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