70年代、ローラースケート、ディスコ、アフロヘア、パンタロン・・・懐かしい時代背景と、その頃のやんちゃだけどピュアな子供達が描かれている映画、2005年公開 – Roll Bounce(邦題: ロール・バウンス)。
Director: Malcolm D. Lee
Starring: Bow Wow, Brandon T. Jackson, Wesley Jonathan, Nick Cannon, Rick Gonzalez, Jurnee Smollett…
都会からちょっとはずれにある街で、ローラースケートに夢中の子供達。その街のスケートリンクが閉鎖する・・ということで落ち込んでた彼らは、都会のリンクで行われるコンペティションへ参加して優勝目指そうとする。地元のリンクでは1、2を争うスケーターの彼らだったが、実際に行ってみるとやっぱり都会は違う。自信を無くし、コンペなんて、と落ち込みかけたが・・・。
主演は「Johnson Family Vacation (2004) ジョンソン一家のバケーション」などにも主演しているラッパー、Bow Wow。もうキュートすぎます! アフロもお似合い。敵対するリンクNo.1スケーターのSweetness役のWesley Jonathanが、ネトネト感たっぷりのキザ男で笑えます。「Coach Carter (2005) 邦題:コーチ・カーター」でいい役してたRick Gonzalezも出演。多分、スケートシーンは代役がしてるんでしょうが、その技も必見。それを見ると、日本でも一世風靡した光Genjiって、ちょいとこバカにしてたりした私ですが、この映画観ると「彼らもすごいことやってたんや!」と思い直しましたね。
サントラのRoll Bounce Soundtrack、懐かしい曲も織り交ぜられている。ただ、厳密に言うと、時代背景と映画中に出てくる音楽って合ってないらしいね。ま、そんな細かいことは抜きにして、時にはほろ苦く、時には大笑いと、楽しませてくれる映画です。
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