レイ・リオッタ、LL・クール・Jが出演する、2005年公開の映画「SLOW BURN(邦題:ダウト)」。これまた、「ダウト」なんて、ベタな邦題。
「The Usual Suspects」の上のいこうとして作られたのかそうでないのかはわからないですが、集中して見ていないと誰がどんな役割なんだか、わからんようになる映画ですね。それも役の背景の設定(特に女検事補の、黒人かそうでないかのところ)にムリがあるからかも? いや、LL・クール・Jの不敵な笑みのせいかも?
監督:Wayne Beach
出演:Ray Liotta, LL Cool J, Mekhi Phifer, Jolene Blalock, Taye Diggs, Chiwetel Ejiofor…
知事に立候補しようとしている検事(レイ・リオッタ)の優秀な右腕の検事補(ジョリーン・ブラロック)が殺人容疑で逮捕されている間に、被害者の親友と名乗る男(LL・クール・J)がその検事補とは別の証言をはじめる・・・それの背後には大きな事件が隠されていたとは!
レイ・リオッタ以外の主要人物は黒人ばっかりなんだけど、それもまたなんだか正直言って不自然だよね。どの街が舞台だったかによるかもしれないけど、変な箇所に「黒人になりたがる白人」、「黒人は強い」だのという表現が出てくる割には、その描写なんてほとんどない。なので、そんな表現は飛ばして「誰がダニーか、誰がハメられたか」というところをじっくり見なきゃ、わけわからんようになります。
とはいえ、私はレイ・リオッタの役者としてのテイストが好きで仕方がないのですけど。
レイ・リオッタの出演映画なら「バトル・イン・シアトル」もどうぞ↓
LL・クール・Jだけやなく、ブラックムービーでお馴染みの面子も出演してますよ。「Clockers(邦題:クロッカーズ)」のメキ・ファイファーや、「Kinky Boots(邦題:キンキーブーツ)」や「12 Years a Slave(邦題:それでも夜は明ける)」のキウェテル・イジョフォー、「How Stella Got Her Groove Back(邦題:ステラが恋に落ちて)」のテイ・ディグスなどなど。
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